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系統1.1 細胞
核の中にみられる核小体にはRNAが集まっている
核の中にみられる核小体にはRNAが集まっている 核小体にはRNAが集まっています。 RNAにはmRNA、tRNA、rRNAがあります。 mRNAは伝令RNA、DNAの情報を転写し、核外に伝える役割があります。 tRNAは運搬RNAといわれ、タンパク質合成の際に、対応するアミノ酸... -
系統1.1 細胞
核の内部にはDNAとタンパク質が結合した染色質が存在している
核の内部にはDNAとタンパク質が結合した染色質が存在している DNAは遺伝情報が収められている分子で、遺伝によって伝えられるあらゆる性質を決定します。 DNAは相補性により二重らせん構造をとります。 DNAはヒストンというタンパク質と結合し折りたたまれ... -
系統1.1 細胞
骨格筋細胞と破骨細胞は多核の細胞である
骨格筋細胞と破骨細胞は多核の細胞である 骨格筋細胞と破骨細胞は多核の細胞です。 平滑筋や心筋は単核細胞なので、間違えないようにしてください。 無核:赤血球・血小板 多核:骨格筋細胞、破骨細胞です。要暗記! 【一問一答】1-1-1 細胞の構造 (解剖... -
系統1.1 細胞
赤血球、血小板は無核の細胞である
赤血球、血小板は無核の細胞である 核の数もよく出題されます。通常、核の数はひとつですが、 赤血球と血小板は無核の細胞です。 一方、白血球は単核です。 好中球では、核がいくつかの膨らみとして見える分葉核ですが、核の数はひとつです。 【一問一答】... -
系統10.1 運動器系総論
細胞骨格(微小管、アクチンフィラメント、中間径フィラメント)
細胞骨格(微小管、アクチンフィラメント、中間径フィラメント) 細胞骨格は細胞質内に張りめぐらされた線維構造で、細胞の形状や運動に関与します。 微小管は直径が25nmの中空の管で、骨組みとともに物質や細胞小器官の輸送路ともなります。 中間径フィラ... -
系統1.1 細胞
リソソームは加水分解酵素を内部に含み細胞内消化を行なう
リソソームは加水分解酵素を内部に含み細胞内消化を行なう リソソーム(ライソソーム)は膜に包まれた小体でゴルジ装置でつくられます。 内部にはいろいろな物質を分解する加水分解酵素を含んでいます。 不要になった細胞の構成成分や、食作用で取り込んだ... -
系統1.1 細胞
クリスタ(クリステ):ミトコンドリア内膜で深く内部に折れこんでいる部分
ミトコンドリア内膜の一部が深く内部に折れこんでいる部分をクリスタ(クリステ)という ミトコンドリアは内膜と外膜の二重の細胞膜の袋からできています。 内膜は内部に深く折れ込みクリスタ(クリステ)と呼ばれます。 クリスタは内部に複雑に入り組む迷... -
系統1.1 細胞
ミトコンドリアは細胞活動に必要な( )を産生する
ミトコンドリアは細胞活動に必要な( )を産生する ミトコンドリアは細胞活動に必要なエネルギーを産生します。このエネルギーとなるのがATP(アデノシン三リン酸)です。 エネルギーの元となる、グルコースはまず細胞質内で分解されピルビン酸となり... -
系統1.1 細胞
中心小体:( )の際に染色体を引き寄せる中心となる
中心小体は細胞分裂のときは細胞の両極に移動し染色体を引き寄せる中心となります 中心小体は直交した2つ1組がセットとなり、中心体として働きます。 細胞分裂のときには複製をつくって細胞の両極に移動し、染色体を引き寄せる中心となります。 また鞭毛... -
系統1.1 細胞
粗面小胞体に付着しているリボソームは( )という
付着リボソームは粗面小胞体の膜状に存在しているリボソームです。 粗面小胞体では、主に細胞外に分泌されるタンパク質を合成します。 加水分解酵素も粗面小胞体により合成され、膜につつまれリソソームとなります 【一問一答】1-1-1 細胞の構造 (解剖学... -
系統1.1 細胞
細胞内に単独で存在しているリボソームは( )と呼ばれる
細胞内に単独で存在しているリボソームは( )と呼ばれる 遊離リボソームは主にその細胞内で利用されるタンパク質を合成します。 【一問一答】1-1-1 細胞の構造 (解剖学総論・人体の構成)【縦型動画】 隙間時間にスマホで学習しやすい縦型動画を作... -
系統1.1 細胞
リボソームによるタンパク質合成
リボソームによるタンパク質合成 リボソームはタンパク質の合成を行います。 大小2つのサブユニットからなる「雪だるま」のような形を想像するとわかりやすいです。 50S サブユニット (雪だるまの胴体) と、30S サブユニット (雪だるまの頭) の間にmRNAが... -
系統1.1 細胞
滑面小胞体の働き:筋細胞、肝細胞、副腎皮質・精巣・卵巣
滑面小胞体の働き:筋細胞、肝細胞、副腎皮質・精巣・卵巣 表面にリボソームがつかない小胞体は滑面小胞体と言われます。 これは場所より働きがことなるので、覚えてしまうしかないです。 筋細胞では筋小胞体といわれ、カルシウムイオンの貯蔵や放出により... -
系統1.1 細胞
粗面小胞体の働きはタンパク質の合成である
粗面小胞体の働きはタンパク質の合成である 粗面小胞体は表面にリボソームがついた小胞体です。 リボソームの働きは「タンパク質の合成」なので、 リボソーム付きの粗面小胞体の働きもタンパク質の合成です。 主に細胞外に分泌するタンパク質を合成します... -
系統1.1 細胞
粗面小胞体と滑面小胞体
粗面小胞体と滑面小胞体 小胞体は脂質二重層でできた小さな袋が連結したできています。 互いに連絡し、核膜やゴルジ装置とも繋がっています。 リボソームが付着した小胞体が粗面小胞体、 リボソームが付かないものが滑面小胞体です。 【一問一答】1-1-1 細... -
系統1.1 細胞
細胞小器官(オルガネラ):細胞の中で特定の機能を分担
細胞小器官(オルガネラ):細胞の中で特定の機能を分担 細胞小器官はオルガネラとも呼ばれます。 身体が肺や心臓、肝臓といったように機能分担しているように、 ひとつの細胞内でも、機能の分担が行われています。 これには核、ミトコンドリア、リボソー... -
系統1.1 細胞
開口放出と食作用を合わせて膜動輸送(サイトーシス)という
開口放出と食作用を合わせて膜動輸送(サイトーシス)という 取り入れる物質が固形である場合は食作用、液体である場合は飲作用という定義ですが、 どちらも機序は一緒であるので、現在ではファゴサイトーシス、ピノサイトーシスという用語はあまり使われ... -
系統1.1 細胞
開口放出:細胞内の小胞が細胞膜と癒合し物質が放出
開口放出:細胞内の小胞が細胞膜と癒合し物質が放出 細胞内で分泌物は脂質二重層に包まれた小胞という形で存在しています。 分泌時には、この小胞が細胞表面へと移動し、小胞を包む脂質二重層が細胞膜と癒合します。 すると、中身だけが外に放出されます。... -
系統1.1 細胞
食作用(膜動輸送):異物全体を細胞膜に包み込んで取り入れる
食作用(膜動輸送):異物全体を細胞膜に包み込んで取り入れる マクロファージが異物を貪食するときには細胞膜に包んで取り込みます。これを食作用といいます。 こうして体内に取り入れた異物は食胞となります。 マクロファージは体内に加水分解酵素を多数... -
系統1.1 細胞
イオンチャネルには電位依存チャネルやリガンド作動チャネルがある
イオンチャネルには電位依存チャネルやリガンド作動チャネルがある イオンの移動は生体活動にとってとても重要です。 たとえば、神経細胞が興奮したときには細胞内へナトリウムイオンが流入します。そして、活動電位を終わらせる時には細胞外へカリウムイ...
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