人体の構成– tag –
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系統1.2 組織
上皮組織の形態による分類
上皮組織で一番出題されるのは、間違いなくこの分類だと思います。上皮の形態による特徴などを考え、効率良く覚えていって下さい。 <単層扁平上皮> まず、単層扁平上皮です。薄いということは、物質の交換に向いているという特徴があります。よって、血... -
系統1.2 組織
人体を構成する4つの組織
人体を構成する4つの組織 同じ形態と機能を持つ細胞が集まり、一定の規律に従い配列したものを組織といいます。組織には4つに分かれます。 ▶ 上皮組織と結合組織の違いについて 組織では、細胞のほかに、細胞の間を埋める物質、すなわち細胞間質(細胞間... -
系統1.2 組織
骨の細胞【画像+プチ解説】
骨の細胞 骨は常に少しずつ作り替えられています。骨の表面に骨形成細胞から分化した骨芽細胞が骨を産生しています。やがて骨芽細胞は自ら出した骨基質に埋もれ、骨細胞になります。骨の内腔では破骨細胞が骨を溶かして吸収しています。 骨芽細胞 骨芽細胞... -
系統1.2 組織
骨のリモデリング【画像+プチ解説】
骨は生涯を通じて、常に少しずつ古い骨が溶かされ、新しい骨へと作り替えられています。これにより骨の強度が保たれます(骨のリモデリング) (1) 破骨細胞が骨を溶かして吸収(骨吸収) 破骨細胞が骨に接する部分は多数の小さい突起がみられ「波状縁」... -
系統1.2 組織
長骨の構造【画像+プチ解説】
【骨端】 骨の端の部分。海綿質が多い。 【骨幹】 骨の真ん中の部分。厚い緻密質で構成され、内部に骨髄を入れる。 【海綿質】 長骨の骨端や椎骨などの骨の内部はスポンジ状の骨梁があつまり海綿質と呼ばれる。 【緻密質】 骨の表面近くで骨組織だけででき... -
系統1.2 組織
軟骨内骨化【画像+プチ解説】
軟骨内骨化は大半の骨の骨化様式。この方式でできた骨を置換骨といいます。 (1) まず軟骨で骨の原型がつくられる。 (2) 骨幹部となる軟骨膜の細胞が骨芽細胞となり、骨化が始まることにより骨のサヤができる。内部での石灰化が起こり、一次骨化点となる。 ... -
系統1.2 組織
膜内骨化【画像+プチ解説】
膜内骨化は頭蓋冠(前頭骨・頭頂骨・側頭骨・後頭骨)、上顎骨、下顎骨、鎖骨の形成様式。この方式でできた骨を付加骨という。 (1) 骨が形成されるところに間葉細胞が集まって、骨芽細胞へと分化。この部位が骨化中心となり、類骨が分泌される。 (2) 類骨... -
系統1.1 細胞
核の中にみられる核小体にはRNAが集まっている
核の中にみられる核小体にはRNAが集まっている 核小体にはRNAが集まっています。 RNAにはmRNA、tRNA、rRNAがあります。 mRNAは伝令RNA、DNAの情報を転写し、核外に伝える役割があります。 tRNAは運搬RNAといわれ、タンパク質合成の際に、対応するアミノ酸... -
系統1.1 細胞
核の内部にはDNAとタンパク質が結合した染色質が存在している
核の内部にはDNAとタンパク質が結合した染色質が存在している DNAは遺伝情報が収められている分子で、遺伝によって伝えられるあらゆる性質を決定します。 DNAは相補性により二重らせん構造をとります。 DNAはヒストンというタンパク質と結合し折りたたまれ... -
系統1.1 細胞
骨格筋細胞と破骨細胞は多核の細胞である
骨格筋細胞と破骨細胞は多核の細胞である 骨格筋細胞と破骨細胞は多核の細胞です。 平滑筋や心筋は単核細胞なので、間違えないようにしてください。 無核:赤血球・血小板 多核:骨格筋細胞、破骨細胞です。要暗記! 【一問一答】1-1-1 細胞の構造 (解剖... -
系統1.1 細胞
赤血球、血小板は無核の細胞である
赤血球、血小板は無核の細胞である 核の数もよく出題されます。通常、核の数はひとつですが、 赤血球と血小板は無核の細胞です。 一方、白血球は単核です。 好中球では、核がいくつかの膨らみとして見える分葉核ですが、核の数はひとつです。 【一問一答】... -
系統10.1 運動器系総論
細胞骨格(微小管、アクチンフィラメント、中間径フィラメント)
細胞骨格(微小管、アクチンフィラメント、中間径フィラメント) 細胞骨格は細胞質内に張りめぐらされた線維構造で、細胞の形状や運動に関与します。 微小管は直径が25nmの中空の管で、骨組みとともに物質や細胞小器官の輸送路ともなります。 中間径フィラ... -
系統1.1 細胞
リソソームは加水分解酵素を内部に含み細胞内消化を行なう
リソソームは加水分解酵素を内部に含み細胞内消化を行なう リソソーム(ライソソーム)は膜に包まれた小体でゴルジ装置でつくられます。 内部にはいろいろな物質を分解する加水分解酵素を含んでいます。 不要になった細胞の構成成分や、食作用で取り込んだ... -
系統1.1 細胞
クリスタ(クリステ):ミトコンドリア内膜で深く内部に折れこんでいる部分
ミトコンドリア内膜の一部が深く内部に折れこんでいる部分をクリスタ(クリステ)という ミトコンドリアは内膜と外膜の二重の細胞膜の袋からできています。 内膜は内部に深く折れ込みクリスタ(クリステ)と呼ばれます。 クリスタは内部に複雑に入り組む迷... -
系統1.1 細胞
ミトコンドリアは細胞活動に必要な( )を産生する
ミトコンドリアは細胞活動に必要な( )を産生する ミトコンドリアは細胞活動に必要なエネルギーを産生します。このエネルギーとなるのがATP(アデノシン三リン酸)です。 エネルギーの元となる、グルコースはまず細胞質内で分解されピルビン酸となり... -
系統1.1 細胞
中心小体:( )の際に染色体を引き寄せる中心となる
中心小体は細胞分裂のときは細胞の両極に移動し染色体を引き寄せる中心となります 中心小体は直交した2つ1組がセットとなり、中心体として働きます。 細胞分裂のときには複製をつくって細胞の両極に移動し、染色体を引き寄せる中心となります。 また鞭毛... -
系統1.1 細胞
粗面小胞体に付着しているリボソームは( )という
付着リボソームは粗面小胞体の膜状に存在しているリボソームです。 粗面小胞体では、主に細胞外に分泌されるタンパク質を合成します。 加水分解酵素も粗面小胞体により合成され、膜につつまれリソソームとなります 【一問一答】1-1-1 細胞の構造 (解剖学... -
系統1.1 細胞
細胞内に単独で存在しているリボソームは( )と呼ばれる
細胞内に単独で存在しているリボソームは( )と呼ばれる 遊離リボソームは主にその細胞内で利用されるタンパク質を合成します。 【一問一答】1-1-1 細胞の構造 (解剖学総論・人体の構成)【縦型動画】 隙間時間にスマホで学習しやすい縦型動画を作... -
系統1.1 細胞
リボソームによるタンパク質合成
リボソームによるタンパク質合成 リボソームはタンパク質の合成を行います。 大小2つのサブユニットからなる「雪だるま」のような形を想像するとわかりやすいです。 50S サブユニット (雪だるまの胴体) と、30S サブユニット (雪だるまの頭) の間にmRNAが... -
系統1.1 細胞
滑面小胞体の働き:筋細胞、肝細胞、副腎皮質・精巣・卵巣
滑面小胞体の働き:筋細胞、肝細胞、副腎皮質・精巣・卵巣 表面にリボソームがつかない小胞体は滑面小胞体と言われます。 これは場所より働きがことなるので、覚えてしまうしかないです。 筋細胞では筋小胞体といわれ、カルシウムイオンの貯蔵や放出により...