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つむぐ指圧治療室 相模大野

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副鼻腔・鼻涙管と耳管の開口部位

副鼻腔の開口部位のポイントは
「基本的に副鼻腔の開口部位は中鼻道。よって中鼻道以外に開口するものを覚えれば良い。」
蝶形骨洞:鼻腔の後上方
後篩骨洞:上鼻道
それ以外の副鼻腔:中鼻道

また関連知識として
鼻涙管:下鼻道
耳管:咽頭鼻部
も抑えておく。

名称開口部位
蝶形骨洞鼻腔の後上方(蝶篩陥凹)
篩骨洞後篩骨洞上鼻道
中篩骨洞中鼻道(篩骨胞表面)
前篩骨洞中鼻道(半月裂孔)
前頭洞中鼻道(半月裂孔)
上顎洞中鼻道(半月裂孔)
鼻涙管下鼻道
耳管咽頭鼻部
副鼻腔

頭蓋骨の中の空洞で、鼻腔と交通しているものを副鼻腔という。前頭洞上顎洞篩骨洞蝶形骨洞からなる。前の3者は中鼻道に開口する(篩骨洞の後部は上鼻道に開口する)。蝶形骨洞は鼻腔の後上方に開く。副鼻腔の内面は鼻粘膜の続きにおおわれ、しばしば鼻腔の炎症が波及して副鼻腔炎を起こす。副鼻腔は鼻腔への出口が狭いので、膿(うみ)の排出が困難でしばしば蓄膿症となる。蓄膿症の治療として洞洗が行われるが、副鼻腔の鼻腔開口部から洗浄器が差し込まれてその中が洗われる。(p.63 副鼻腔)

鼻涙管

涙は内眼角(目がしら)のほうへと流れて集まり、上下の涙点から涙小管に吸収される。涙小管は鼻根部にある涙嚢に開き、涙嚢の下端に続く鼻涙管により下鼻道に注ぐ。涙は、こうして絶えず少しずつ鼻腔に流れ込んでいる。(p.152 涙器)

耳管

咽頭は鼻部・口部・喉頭部の3部に分けられる。鼻部の天井の粘膜は表面に凹凸が見られ、咽頭扁桃というリンパ組織がある。鼻部の左右の側壁には耳管の開口部があり鼓室に通じている。通常は閉じられているが、物を飲み込むときに、この管が開き鼓室の気圧と外気圧の違いが調整される。耳管の開口部を取り巻き耳管扁桃が見られる。(p.76 咽頭の区分)

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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