暗記用画像スライダー(真ん中の線を左右に動かせます)
上腕内側部の動脈と筋
腋窩動脈が腋窩の下縁(前壁は大胸筋、後壁は広背筋)を通り過ぎると、上腕動脈となります。
上腕動脈は上腕二頭筋内側縁を正中神経と伴行し、肘窩へと向かいます。上腕動脈の拍動は内側二頭筋溝の全域で触れ、血圧の計測に用いられます。
上腕深動脈は上腕動脈の最大の枝で、大円筋の下縁で上腕動脈の後内側より分かれます。上腕深動脈は橈骨神経と伴行して、上腕三頭筋の外側頭と内側頭の間を通って上腕骨の後側に至ります。上腕骨の後側では、橈骨神経とともに橈骨神経溝を通り、外下方へと走ります。
上尺側側副動脈は上腕動脈の中部内側より出て、尺骨神経と伴行して内側上腕筋間中隔を通ります。上腕三頭筋内側頭や上腕筋に枝を与えた後、肘関節動脈網に加わります。
下尺側側副動脈は上腕骨内側上顆の上で上腕動脈より出て、内側上腕筋間中隔を貫き、周囲の筋に枝を与えた後に、肘関節動脈網に加わります。
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【2-7 (0)】循環器系 − 上肢の脈管 学習プリント|黒澤一弘|note
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