暗記用画像スライダー（真ん中の線を左右に動かせます）
＜MHCクラスI＞
MHCクラスIは赤血球を除くほぼ全ての細胞に発現しています。自己を証明する身分証明書として働くのと同時に、細胞内で合成しているタンパク質をプロテアソームで分解し、膜外に提示します。
これにより、細胞内で起きている異常を外部（T細胞）に知らせることができます。
キラーT細胞はおかしなタンパク質を合成している細胞を異常細胞とみなして、細胞ごと破壊します。
＜MHCクラスII＞
MHCクラスIIは抗原提示細胞（マクロファージや樹状細胞）にのみ発現しています。エンドサイトーシスで取り込んだ外来性の異物を細胞内消化し、ペプチド断片をヘルパーT細胞に提示します。
この仕組みを抗原提示といいます。獲得免疫の発現は、抗原提示から始まります。
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