烏口肩峰靭帯
【英】coracoacromial ligament
【ラ】ligamentum coracoacromiale
【走行】
烏口突起 ⇄ 肩峰
【説明】
烏口肩峰靭帯は、烏口突起に付着する部位は幅広く起こり、外上方に集まって肩峰の先端、肩鎖関節の外側と下面に着く三角形状の靭帯です。
烏口突起、肩峰、烏口肩峰靭帯とで構成される烏口肩峰アーチと上腕骨の間には肩甲下筋や棘上筋の腱、ならびに肩峰下滑液包が存在します。野球やテニス、バレーボールや水泳など腕を上げる動作が多く、反復的に肩に負担がかかるようなスポーツでは、烏口肩峰アーチと肩峰下滑液包や棘上筋腱、上腕二頭筋長頭がぶつかり合い、炎症を起こしてしまうことがあります。これをインピンジメント症候群といいます。
上腕が挙上する際に、このアーチが狭くなる角度である60°~120°で強い痛みを感じることが多く、有痛弧徴候(ペインフルアーク・サイン)といわれます。
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