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つむぐ指圧治療室 相模大野

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心周期のポイント

心臓の収縮・拡張のリズムを心周期といいます。

収縮期はさらに等容性収縮期と駆出期、拡張期は等容性弛緩期に分かれます。
試験では、弁が閉じているか、開いているかについてよく出題されます。

心周期の考え方についてコツをお話します。
まず、心周期の名称については、すべて「心室の状態」であることです。
心臓は心房と心室からなりますが、主役は心室であると考えて下さい。

そして「等容性」とあれば、全ての弁が閉鎖していることを示します。
どれか弁が開いていたら、心室内の血液量が変わってしまうので等容性ではなくなります。

名称は心室の状態。そして等容性は全ての弁が閉まっていることを前提に考えると、わかりやすくなります。

まずは等容性収縮期。全ての弁がしまった状態で心室が収縮します。心室容積は一定ですが、心室内圧は上昇してきます。

そして、心室内圧が動脈圧を超えると動脈弁が開き、心室から血液が駆出します。だから駆出期です。血液を絞りきると、次は心室が拡張してきます。心室内圧の低下にともない、動脈弁が閉鎖し、等容性弛緩期に入ります。

等容性弛緩期では、全ての弁が閉鎖した状態で心室が弛緩してきます。心室容積は一定ですが、心室内圧は下降します。

そして心室内圧が心房内圧より低下すると、房室弁が開き、心室に血液が流入し充満します。だから充満期です。

心室は再び収縮を始め、房室弁が閉鎖し、等容性収縮期へと入ります。

また、ドックン, ドックンという心音は弁の閉鎖によって生じます。

房室弁が閉鎖するときに生じる心音がI音で、収縮期の開始時に出現するやや低い周波数の音です。ドックンのドッです。

動脈弁が閉鎖するときの心音はII音で、拡張期の開始時に出現するやや高い周波数の音です。ドックンのクンです。

循環器系 – 心臓 解説|かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学 note

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【2-2(1)】 循環器系 – 心臓 解説|黒澤一弘|note
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YouTubeアーカイブ 心臓解説(心周期 47:50〜再生)

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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