系統4 消化器系– category –
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系統4 消化器系
パイエル板のM細胞と腸管免疫
M細胞はパイエル板の粘膜上皮に存在し、消化管に入ってきた異物を捉えられ、内側で待機するマクロファージや樹状細胞に抗原情報を伝えます。 パイエル板で増殖したリンパ球は形質細胞に分化し、抗原に対応する免疫グロブリンAを消化管内腔に分泌します。 ※... -
系統4 消化器系
4種類の舌乳頭(糸状乳頭・茸状乳頭・有郭乳頭・葉状乳頭) 【国試問題付き】
舌の外観と舌乳頭の種類 舌は分界溝を境にして前2/3の舌体、後ろ1/3の舌根に分けられる。 舌乳頭 舌背粘膜には4種類の舌乳頭が存在する。 糸状乳頭 舌苔の背面全域に存在。表層の上皮は角化し白く見える。舌をザラザラにして、食物をなめとりやすくし、ま... -
系統4.2 口腔
口峡の側壁に口蓋扁桃がある (軟口蓋・口蓋帆・口蓋垂) 【国試問題付き】
口峡の側壁に表面がでこぼこで梅干しの種を連想させる口蓋扁桃のふくらみが見られます。口蓋垂から伸びるアーチと舌根によって固まれた空間が口峡で、その奥には咽頭があります。 軟口蓋・口蓋帆・口蓋垂 口蓋は口腔と鼻腔を隔てます。口蓋の前2/3は内部に... -
系統4 消化器系
筋層間神経叢 (アウエルバッハ) と粘膜下神経叢 (マイスネル) 【関連問題付き】
消化管の壁は各部位によって差はあるが、基本的には、内側から粘膜、粘膜下層、筋層、漿膜の順に配列する。消化管の壁内には、2つの神経叢がある。 筋層間神経叢 (アウエルバッハ神経叢) 消化管壁の筋層のうち、内側の輪走筋と外側の縦走筋の2つの筋層の... -
系統4.4 食道
食道の3つの狭窄部位 (食道起始部・気管分岐部・横隔膜貫通部)
食道は咽頭に続く部分で、第6頸椎の高さで始まり、脊柱の前、気管の後ろを通って胸腔に入る。さらに心臓の後ろを下降して、横隔膜を貫き(食道裂孔)、胃に達する。長さが約25cmの前後に圧平された管状器官である。 食物が通過するときは内腔は拡張する。食...
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