系統10 運動器系– category –
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系統10 運動器系
肘筋の起始・停止・支配神経(anconeus)暗記用画像付き
【肘筋】 肘筋は上腕骨外側上顆から起こり、下外方に向かい、尺骨上部後面に停止します。上腕三頭筋の働きを助け肘関節をのばします。橈骨神経により支配されます。 【起始】外側上顆 【停止】尺骨上部後面 【支配神経】橈骨神経 【作用】肘関節の伸展 暗... -
系統10 運動器系
上腕三頭筋の起始・停止・支配神経(triceps brachii)暗記用画像付き
【上腕三頭筋】 上腕三頭筋は上腕後面にある強大な筋で、長頭、内側頭、外側頭の3頭からなります。長頭は肩甲骨の関節下結節から、外側頭は上腕骨外側面から、内側頭は上腕骨後面から起こり、3頭が合して尺骨肘頭に停止します。肘関節を伸展します。橈骨神... -
系統10 運動器系
上腕筋の起始・停止・支配神経(brachialis)暗記用画像付き
【上腕筋】 上腕筋は上腕二頭筋の深層にあるので体表からは観察しにくいが、発達した幅広い筋腹を持ち、肘関節を強力に屈曲します。肘関節の屈曲には常にこの筋が強く作用します。 【起始】上腕骨前面の下半部 【停止】尺骨粗面 【支配神経】筋皮神経 【作... -
系統10 運動器系
上腕二頭筋の起始・停止・支配神経(biceps brachii)暗記用画像付き
【上腕二頭筋】 上腕二頭筋は“力こぶ”の筋として有名で、肘関節の屈曲と前腕の回外をさせます。起始は長頭と短頭の2頭からなります。長頭は、肩関節腔内にある肩甲骨の関節上結節から起こり、滑膜におおわれて上腕骨頭の上を横断します。その後、上腕骨小... -
系統10 運動器系
烏口腕筋の起始・停止(coracobrachial)
【烏口腕筋】 烏口腕筋は肩甲骨の烏口突起から起こり、上腕骨体の内側に停止します。筋の表面は上腕二頭筋の短頭におおわれます。肩関節を屈曲・内転します。上腕の屈筋群の中で最も筋腹が腋窩に近接しています。腋窩で腕神経叢から分かれた筋皮神経は、烏... -
系統10 運動器系
大円筋の起始・停止・支配神経(teres major)暗記用画像付き
【大円筋】 大円筋は小円筋の下方で肩甲骨下角より起こり前外方に向かい、上腕骨小結節稜につきます。上腕骨を内旋・内転します。肩甲下筋とともに肩甲下神経の支配を受けます。 【起始】肩甲骨 下角 【停止】小結節稜 【支配神経】肩甲下神経 【作用】肩... -
系統10 運動器系
肩甲下筋の起始・停止・支配神経(subscapularis)暗記用画像付き
【肩甲下筋】 肩甲下筋は肩甲骨肋骨面のつくる肩甲下窩より起こり、外方に向かって上腕骨小結節に停止します。上腕を内旋します。大円筋とともに肩甲下神経に支配されます。 【起始】肩甲下窩 【停止】小結節 【支配神経】肩甲下神経 【作用】肩関節 内旋 ... -
系統10 運動器系
三角筋の起始・停止・支配神経(deltoid)暗記用画像付き
【三角筋】 三角筋は肩関節を外側よりおおう三角形の強大な筋で、鎖骨の外側部1/3、肩峰、肩甲棘から起こり、集まって上腕骨体外側面の三角筋粗面につきます。前部線維は上腕を屈曲、中部線維は上腕を外転、後部線維は上腕を伸展させます。小円筋とともに... -
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小円筋の起始・停止・支配神経(teres minor)暗記用画像付き
【小円筋】 小円筋は棘下筋におおわれて肩甲骨外側縁から起こり、外方に走り上腕骨大結節につきます。上腕を外旋させます。三角筋とともに腋窩神経に支配されます。 【起始】肩甲骨外側縁 【停止】大結節 【支配神経】腋窩神経 【作用】肩関節 外旋 暗記用... -
系統10 運動器系
棘下筋の起始・停止・支配神経(infraspinatus)暗記用画像付き
【棘下筋】 棘下筋は肩甲骨の棘下窩より起こり、外方に走り上腕骨大結節につきます。上腕を外旋させます。棘上筋とともに肩甲上神経により支配されます。 【起始】棘下窩 【停止】大結節 【支配神経】肩甲上神経 【作用】肩関節 外旋 暗記用画像スライダー... -
系統10 運動器系
棘上筋の起始・停止・支配神経(supraspinatus)暗記用画像付き
【棘上筋】 棘上筋は肩甲骨の棘上窩から起こり、外側に走り上腕骨大結節につきます。上腕骨を外転させます。棘下筋とともに肩甲上神経により支配されます。 【起始】棘上窩 【停止】大結節 【支配神経】肩甲上神経 【作用】肩関節 外転 暗記用画像スライダ... -
系統10.4 上肢
鎖骨下動脈・腋窩動脈と深層の筋
鎖骨下動脈 鎖骨下動脈は右は腕頭動脈、左は大動脈弓から分岐します。前斜角筋と中斜角筋の間、斜角筋隙を腕神経叢とともに通過し、第1肋骨外側縁を越えると腋窩動脈に移行します。 椎骨動脈 第6頸椎より上位の横突孔を上行し、大後頭孔より頭蓋内に至りま... -
系統10.5. 下肢
大坐骨孔(梨状筋上孔・梨状筋下孔)よりでる脈管・神経
こちらは殿部の筋群と神経・脈管を表した図です。 骨盤のアナと、通過するものの組み合わせはとてもよく出題されます。 大坐骨孔は梨状筋によって、梨状筋上孔と梨状筋下孔の2つに分けられます。まずは梨状筋上孔、梨状筋下孔と小坐骨孔について見ていき... -
系統10.1 運動器系総論
細胞骨格(微小管、アクチンフィラメント、中間径フィラメント)
細胞骨格(微小管、アクチンフィラメント、中間径フィラメント) 細胞骨格は細胞質内に張りめぐらされた線維構造で、細胞の形状や運動に関与します。 微小管は直径が25nmの中空の管で、骨組みとともに物質や細胞小器官の輸送路ともなります。 中間径フィラ... -
系統10.4 上肢
尺骨動脈・尺骨神経はギヨン管(尺骨神経管)を通る
屈筋支帯の浅層には尺骨神経と尺骨動脈が通るギヨン管(尺骨神経管)が位置します。 手根管を通過するもの ・浅指屈筋 ・深指屈筋 ・長母指屈筋 ・橈側手根屈筋(途中で屈筋支帯を貫く) ・正中神経 手根管を通過しないもの ・尺骨動脈(ギヨン管) ・尺骨... -
系統10.4 上肢
上腕動脈の走行
腋窩の下縁(大胸筋の下縁)を境に、腋窩動脈は上腕動脈となり上腕二頭筋の内側縁(内側二頭筋溝)を肘窩に向かって縦走します。 上腕動脈の拍動は内側二頭筋溝から肘窩までの全域で触れ、よく血圧の計測にも用いられます。内側二頭筋溝の下端では、上腕動... -
系統10.4 上肢
外側腋窩隙と内側腋窩隙
腋窩後壁にある大円筋と小円筋の間には隙間があり、上腕三頭筋長頭によって外側腋窩隙・内側腋窩隙に2分されます 外側腋窩隙:小円筋, 大円筋, 上腕三頭筋長頭, 上腕骨 の隙間 腋窩神経・後上腕回旋動脈が通過 内側腋窩隙:小円筋, 大円筋, 上腕三頭筋の... -
系統10.2 全身の骨
脊柱をつなぐ靭帯
名称 部位 前縦靭帯 椎体の前面をつなぐ。上端は後頭骨底部から起こり、下端は仙骨前面に達する。上部では狭くて厚く、下部では広くて薄くなる。 後縦靭帯 椎体の後面をつなぐ。脊柱管では前面となることに注意。上端は幅広で、大後頭孔より1cm上方の斜台... -
系統10.2 全身の骨
肩鎖関節の解剖学
肩鎖関節 【英】acromioclavicular joint 【ラ】articulatio acromioclavicularis 【構成】 肩甲骨の肩峰 ⇄ 鎖骨の肩峰端 【説明】 肩鎖関節の長軸は前端がやや外方へと向いた矢状方面へと向いています。関節面は鎖骨の関節面はやや下を向き、肩峰の関節面... -
系統10.2 全身の骨
胸鎖関節の解剖学
胸鎖関節 【英】sternoclavicular joint 【ラ】ulatio sternoclavicularis 【構成】 胸骨の鎖骨切痕 ⇄ 鎖骨の胸骨端 【説明】 胸鎖関節は胸骨の鎖骨切痕と鎖骨の胸骨端との間にできる関節で、鞍関節の形状をしています。胸鎖関節の中には、関節円板があり...