黒澤一弘(かずひろ先生)– Author –
黒澤一弘(かずひろ先生)
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系統2.6 リンパ系
胸腺の位置と外観
暗記用画像スライダー(真ん中の線を左右に動かせます) 胸腺の位置と外観 胸腺は胸骨の後ろで、心臓の前面から上部にかけてにある左右1対の器官です(縦隔前部〜上部)。T細胞の分化と成熟の場である第一次リンパ性器官です。胸腺はリンパ系の器官ですが... -
系統2.6 リンパ系
脾臓の内部構造 – 赤脾髄と白脾髄
暗記用画像スライダー(真ん中の線を左右に動かせます) 脾臓の内部構造 脾臓は血液循環における濾過装置の役割を果たします。白脾髄はリンパ小節で免疫応答を担います。赤脾髄は洞様毛細血管の脾洞と細網組織の脾索よりなります。 脾動脈は脾臓内部で脾柱... -
系統2.6 リンパ系
脾臓の位置と外観
暗記用画像スライダー(真ん中の線を左右に動かせます) 脾臓の位置と外観 脾臓は直径約10cm、80~120gの実質器官です。体表から位置を推測する場合は、左側胸部で第10肋骨の下(第9〜第11肋骨の間)ですが、横隔膜の下なので、腹腔の左上部であることに注... -
系統2.6 リンパ系
リンパ節 – リンパ管の濾過装置
暗記用画像スライダー(真ん中の線を左右に動かせます) リンパ節の構造と役割 リンパ管の途中には、リンパ節という濾過装置があります。リンパ管系は血管系では回収できない大きな異物も回収できるので、ところどころにリンパ節が介在していて、異物や細... -
系統2.6 リンパ系
第一次リンパ性器官と第二次リンパ性器官
暗記用画像スライダー(真ん中の線が左右に動かせます) リンパ性器官の分類 リンパ系器官は、免疫反応の担い手であるリンパ球の発生、分化、増殖、機能発現の場となる器官です。 第一次リンパ性器官はリンパ球の分化や成熟に係わる器官で、胸腺と骨髄があ... -
系統2.6 リンパ系
中心リンパ管(中心乳糜腔)ー 脂質はリンパ管に吸収される
暗記用画像スライダー(真ん中の線が左右に動かせます) 中心リンパ管(中心乳糜腔) 小腸で吸収される栄養素のうち、糖とアミノ酸は毛細血管に吸収され門脈へと集められます。 一方、脂質は中心リンパ管に吸収され、乳び管、乳び槽より胸管へと流れます。... -
系統2.6 リンパ系
腋窩リンパ節と鼠径リンパ節
暗記用画像スライダー(真ん中の線が左右に動かせます) 腋窩リンパ節と鼠径リンパ節 こちらは皮下を走る浅リンパ管が腋窩リンパ節や鼠径リンパ節に注いでいる図です。 リンパ還流を促進する手技療法を行なう場合には、とても大切なイメージとなります。 ... -
系統2.6 リンパ系
リンパ管の走行 – 浅リンパ管と深リンパ管
暗記用画像スライダー(真ん中の線が左右に動かせます) 浅リンパ管と深リンパ管 リンパ管は、皮下にある浅リンパ管と、身体の深部を走る深リンパ管に大別されます。 浅リンパ管は皮静脈と伴行することが多く、深リンパ管の多くは深部の血管、特に深静脈に... -
系統2.6 リンパ系
リンパ管の弁とリンパの能動輸送
暗記用画像スライダー(真ん中の線が左右に動かせます) リンパ管の弁とリンパの能動輸送 リンパ管が太くなると、内皮細胞間の隙間も狭くなり、基底膜も連続的になります。太めのリンパ管は内膜・中膜・外膜の3層からなり、静脈壁と類似します。 リンパ管... -
系統2.6 リンパ系
毛細リンパ管の構造と特徴
暗記用画像スライダー(真ん中の線が左右に動かせます) 毛細リンパ管の構造と特徴 毛細リンパ管は、先端が閉じられた盲端で、毛細血管と同じく単層扁平上皮の内皮と基底膜からなります。 毛細リンパ管は毛細血管に比べて内皮細胞間の接合がゆるく、隙間(... -
系統2.6 リンパ系
全身性浮腫の要因と浮腫を見分ける注意点
暗記用画像スライダー(真ん中の線が左右に動かせます) 全身性浮腫の要因 全身性浮腫の要因についてみてみます。 臓器でいえば、心臓、腎臓、肝臓が悪くなると全身性浮腫が生じます。 何故か?を理解してください。毛細血管網の静脈側は血圧が15mmHg、膠... -
系統2.6 リンパ系
膠質浸透圧と水分の移動(リンパ液とは)
暗記用画像スライダー(真ん中の線が左右に動かせます) 膠質浸透圧と水分の移動 血管から血圧により、血液中の水分や電解質、糖やアミノ酸などが染み出て、組織液となり周囲を栄養いたします。しかし、血漿タンパク質は分子量が大きく、血管壁を通過する... -
系統2.6 リンパ系
リンパ系とは(リンパ系の全体像)
暗記用画像スライダー(真ん中の線が左右に動かせます) ■ リンパ系とは リンパ系にはリンパ液を運搬するリンパ管のネットワークがあります。 そして、脾臓、胸腺、骨髄、消化管に付随したリンパ組織といったリンパ球の循環や産生を行う全ての構造を含みま... -
系統2.5 胎児循環
胎児循環と出生後の切り替わり
胎児循環と出生後の切り替わり 血管は退化してヒモ(索)となり、孔は塞がって窩(くぼみ)となります。 ① 臍動脈は退化し、臍動脈索というヒモになります。 ② 臍静脈は退化し、肝円索というヒモになります ここだけ、名前ががらりとかわるのに注意が必要... -
系統2.5 胎児循環
胎児循環の一覧
胎児循環の全体像を経路を追ってみてみます。 はじまりは ① 臍動脈 から考えた方が分かり易いと思います。 臍動脈は左右の内腸骨動脈から分かれて、胎盤へと行きます。対をなすのがポイントです。また、胎盤は胎児にって肺の機能を果たしているので、臍動... -
zoom解剖学
note|【徹底的国試対策】解剖学マガジン リンク一覧
【徹底的国試対策】解剖学マガジン リンク|note かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学 マガジン(月額1,980円)|note 【1–1(0)】人体の構成 - 細胞 プリント 【1–1(1)】人体の構成 - 細胞 解説 【1–1(2)】人体の構成 - 細胞 一問一答 【1–1(3)】人体... -
系統2.4 静脈系
門脈圧亢進と側副循環路
暗記用画像スライダー 門脈圧亢進と側副循環路 肝硬変などで、肝臓内の血流が妨げられると、門脈がうっ血し、門脈圧亢進となります。 うっ血した門脈血は、門脈系と体循環系の吻合部分(側副循環路)を通り、大静脈に還流します。その際、吻合部分の血管が... -
系統2.4 静脈系
門脈系と体循環系
暗記用画像スライダー 門脈系 門脈とは一度毛細血管となった血管網が静脈に集まり、その後再び毛細血管網となる血管系を言います。 このような構造は、肝門脈の他に、下垂体門脈もあります。ですが通常、門脈という場合は肝門脈を指します。 ここでは「肝... -
系統2.4 静脈系
下大静脈と腎動静脈、性腺動静脈
暗記用画像スライダー 下大静脈と腎動静脈、性腺動静脈 下大静脈は、第5腰椎の前で左右の総腸骨静脈が合流して始まり、途中に腰静脈や腎静脈などをうけながら、腹大動脈の右側を上行します。 上腹部で肝臓の後方部を走り、ここで数本の肝静脈が流入します... -
系統2.4 静脈系
奇静脈系は胸壁の肋間静脈を集めて上大静脈へと注ぐ
暗記用画像スライダー 奇静脈系は胸壁の肋間静脈を集めて上大静脈へと注ぐ 奇静脈系は胸壁の肋間静脈を集めて上大静脈へと注ぐ血管系で、奇静脈、半奇静脈と副半奇静脈からなります。 奇静脈は脊柱の右側を走り、右の肋間静脈を集め上行し上大静脈に注ぎま...