黒澤一弘(かずひろ先生)– Author –
黒澤一弘(かずひろ先生)
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1.3 体表構造(皮膚)
皮膚について正しいのはどれか (2015年 鍼灸 問題26)
皮膚について正しいのはどれか (2015年 鍼灸 問題26) 1 ◯ 自由神経終末は侵害刺激を受容する。 (p.28 皮膚の神経) 自由神経終末は痛みと温度覚を受容する。侵害刺激を受容する自由神経終末は神経線維の種類により以下にわかれる。 (生 p.258 痛みの分類 ... -
8.11 脊髄神経
脊髄神経の後枝に由来するのはどれか (2015年 鍼灸 問題25)
脊髄神経の後枝に由来するのはどれか (2015年 鍼灸 問題25) 1 ○ 大後頭神経:頚神経(C2)後枝 C2の後枝の皮枝は、頭部の発達によって後頭部にひきずられて特に発達し、大後頭神経となり、後頭部から頭頂へかけての皮神経となる。(p.141 脊髄神経の分布先, p... -
8.8 髄膜
硬膜について正しいのはどれか (2015年 鍼灸 問題24)
硬膜について正しいのはどれか (2015年 鍼灸 問題24) 1 ○ 硬膜は2葉からなる。 硬膜は髄膜の最外層をなす暑い膠原線維の膜で内外2葉からなる。外葉は骨膜に相当し、頭蓋骨や脊柱管の内面に密着する。通常、硬膜は内葉と外葉が融合して1枚となっているが、... -
10.3 体幹
鼠径管を通過するのはどれか (2015年 鍼灸 問題23)
鼠径管を通過するのはどれか (2015年 鍼灸 問題23) 1 ○ 子宮円索 子宮円索は、子宮の左右両側の上隅から起こり、骨盤側壁を前方に走り、鼠径管を通って、腹腔の外に出て大陰唇の皮下に至る。子宮は子宮円索によって前方に引っぱられ、前傾の位置に固定さ... -
4.7 大腸
上行結腸について正しいのはどれか (2015年 鍼灸 問題22)
上行結腸について正しいのはどれか (2015年 鍼灸 問題22) 1 × 肝臓の方形葉下面に接する。 右結腸曲〜横行結腸にかけて右葉の下面に接する。方形葉は肝鎌状間膜の右側、胆嚢の左側に位置するので、上行結腸が接することはない。 方形葉下面には胃が接する... -
3.2 咽頭・喉頭
声帯靭帯が付着するのはどれか (2015年 鍼灸 問題21)
声帯靭帯が付着するのはどれか (2015年 鍼灸 問題21) 1 ○ 甲状軟骨 (p.65 喉頭軟骨) 甲状軟骨は 喉頭隆起 (のど仏) を作る軟骨。甲状軟骨上縁の高さは総頚動脈が内頚動脈と外頚動脈に分岐する高さとして重要。 2 × 喉頭蓋軟骨 (p.65 喉頭軟骨) 喉頭蓋軟骨... -
2.4 静脈系
静脈と開口部の組合せで正しいのはどれか (2015年 鍼灸 問題20)
静脈と開口部の組合せで正しいのはどれか (2015年 鍼灸 問題20) 1 × 海綿静脈洞 ――― 外頚静脈 海綿静脈洞 → S状静脈洞 → 内頚静脈 (p.130 図8–10 脳の血管 B)硬膜静脈洞 , p.308 脳の静脈) 海綿静脈洞は蝶形骨体上面の両側にある。左右の海綿静脈洞は海... -
2.6 リンパ系
腋窩リンパ節に還流する領域はどれか (2015年 鍼灸 問題19)
腋窩リンパ節に還流する領域はどれか (2015年 鍼灸 問題19) 1 × 顎下三角:顎二腹筋の前腹・後腹、下顎骨 頚リンパ本幹に流入 (p.309 頭頸部のリンパ) 2 × 筋三角:肩甲舌骨筋 上腹・胸鎖乳突筋 前縁・正中線 頚リンパ本幹に流入 (p.309 頭頸部のリンパ) 3... -
10.4 上肢
大結節稜に停止する筋はどれか (2015年 鍼灸 問題18)
大結節稜に停止する筋はどれか (2015年 鍼灸 問題18) 1 ○ 大胸筋(p.211 大胸筋) 鎖骨(内側1/2)・胸骨・肋軟骨・腹直筋鞘 → 上腕骨大結節稜;内側胸筋神経・外側胸筋神経;肩関節の屈曲、内転・内旋 2 × 大円筋(p.211 小胸筋) 肩甲骨下角 → 小結節稜;肩甲... -
10.2 全身の骨
頭蓋骨で2個あるのはどれか (2015年 鍼灸 問題17)
頭蓋骨で2個あるのはどれか (2015年 鍼灸 問題17) 1 × 篩骨 篩骨は、蝶形骨体の前、前頭骨の後ろにある骨で、内頭蓋底でもあり、鼻腔の上部でもあるほか、眼窩の構成にも関与する。篩骨の主体をなす中央部は、2枚の平たい骨の板が水平と垂直に交叉した十字... -
10.1 運動器系総論
線維性の連結はどれか (2015年 鍼灸 問題16)
線維性の連結はどれか (2015年 鍼灸 問題16) 1 ◯ 釘植:線維性の連結 2 × 仙腸関節:半関節(滑膜性の連結) 3 × 恥骨結合:線維軟骨結合(軟骨性の結合) 4 × 椎間関節:平面関節(滑膜性の連結) 骨の連結 (p.162) 線維性の連結 靭帯結合 強靭な線維... -
8.9 伝導路
錐体路が通過するのはどれか (2016年 鍼灸 問題26)
錐体路が通過するのはどれか (2016年 鍼灸 問題26) 1 × 脳梁 脳梁は交連線維。左大脳半球と右大脳半球を連絡する。 2 ○ 内包 内包は投射線維。大脳に出入りする大部分の線維は内包を通過する。(上向性:嗅覚を除く全ての感覚線維、下行性:錐体路)(p.127... -
7.2 下垂体
下垂体について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題25)
下垂体について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題25) 1 × 第4脳室底部に突出する 下垂体は脳の下面から細い柄(漏斗)でぶら下がる。(p.108 下垂体) 位置としては視床下部の下(神経性下垂体は第3脳室底の突出によって生じる)。第4脳室は延髄上部・橋と... -
4.6 小腸
小腸について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題24)
小腸について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題24) 1 × 粘膜上皮は多列円柱上皮である 小腸の粘膜上皮は単層円柱上皮。 口腔~肛門は一続きの管となっている。入口と出口は刺激や摩擦に強い重層扁平上皮。中間は消化と吸収に向く単層円柱上皮である。つ... -
3.1 鼻腔・副鼻腔
鼻腔について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題23)
鼻腔について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題23) 1 × キーゼルバッハ部位は鼻腔の外側壁にある キーゼルバッハ部位は鼻中隔の前端部にある。 鼻中隔の前端部で、外鼻孔に近い鼻粘膜には毛細血管が多く集まり、直下には軟骨もあって、鼻出血を起こしや... -
2.2 心臓
心臓について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題22)
心臓について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題22) 1 × 心内膜と心外膜の間が心膜腔である 漿膜性心膜の臓側板と壁側板の間が心膜腔である。漿液で満たされている。 (p.40 心膜) 2 × プルキンエ線維は線維三角を貫く 房室束 (ヒス束) は線維三角を貫く。... -
10.4 上肢
上腕骨の内側上顆に起始するのはどれか (2016年 鍼灸 問題21)
上腕骨の内側上顆に起始するのはどれか (2016年 鍼灸 問題21) 1 × 腕橈骨筋 腕橈骨筋 上腕骨下部外側縁 → 橈骨茎状突起;橈骨神経;肘関節屈曲 (p.245 腕橈骨筋) 2 × 総指伸筋 総指伸筋 外側上顆 → 第2~5指の中節骨と末節骨;橈骨神経;手関節の伸展(背屈... -
10.3 体幹
腰三角を構成するのはどれか (2016年 鍼灸 問題20)
腰三角を構成するのはどれか (2016年 鍼灸 問題20) 1 ○ 外腹斜筋 外腹斜筋は第5~第12肋骨から起こり腹壁の外側部を後上方から前下方に走る筋で、大部分は腱膜となって腹直筋鞘の前葉となり白線につく。一部は鼠径靱帯と腸骨稜につく。肋間神経、腸骨下腹... -
10.2 全身の骨
下肢の骨について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題19)
下肢の骨について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題19) 1 × 距骨には載距突起がある 踵骨には載距突起がある。 載距突起は距骨が載る突起。(p.192 足の骨-踵骨) 2 × 腓骨にはヒラメ筋線がある 脛骨にはヒラメ筋線がある。 ヒラメ筋線は脛骨後面にある隆... -
10.4 上肢
関節について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題18)
関節について正しいのはどれか (2016年 鍼灸 問題18) 1 胸鎖関節には関節円板が存在する ○ 胸鎖関節には関節円板が存在する。(p.183 胸鎖関節) 2 肩関節で関節唇は上腕骨頭に付着する × 関節唇は関節窩を縁どる線維軟骨性の組織である。関節窩の周囲なので...