黒澤一弘(かずひろ先生)– Author –
黒澤一弘(かずひろ先生)
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10.6 頭頸部
頭頸部の動脈で大後頭孔を通るのはどれか (2013年 あマ指 問題27)
頭頸部の動脈で大後頭孔を通るのはどれか (2013年 あマ指 問題27) 1 × 顎動脈 側頭下窩で各咀嚼筋への枝、下顎骨への枝、中硬膜動脈そして頬動脈などを分枝したのち、翼口蓋窩に入る。ここで鼻腔や眼窩、口蓋や上顎骨の各部への枝に分かれる。上顎の歯や歯... -
6.2 女性生殖器
プロゲステロンを分泌するのはどれか (2013年 あマ指 問題26)
プロゲステロンを分泌するのはどれか (2013年 あマ指 問題26) 1 × 赤体 排卵直後の卵胞は微細な出血が卵胞内に充満し赤体となる。まだ黄体に変化していないのでプロゲステロンは分泌しない。 2 × 白体 黄体は受精・着床が行われない場合、排卵後10~12日で... -
4.6 小腸
消化管でパイエル板がみられるのはどれか (2013年 あマ指 問題25)
消化管でパイエル板がみられるのはどれか (2013年 あマ指 問題25) 1 食道 2 ○ 回腸:回腸下部にパイエル板が存在 3 盲腸 4 直腸 小腸の粘膜固有層にはゴマ粒大のリンパ小節が散在する (孤立リンパ小節)。リンパ小節が集まって、小判状 (長さ2~4cm) に... -
10.5 下肢
下肢の上伸筋支帯の下を腱が通るのはどれか (2013年 あマ指 問題24)
下肢の上伸筋支帯の下を腱が通るのはどれか (2013年 あマ指 問題24) 1 × 長腓骨筋:腓骨筋群 腓骨頭・腓骨上部外側面 → 内側楔状骨, 第1中足骨底 (底面);浅腓骨神経;足の底屈, 外反 2 × 短腓骨筋:腓骨筋群 腓骨下部外側面 → 第5中足骨粗面;浅腓骨神経... -
10.4 上肢
手の第2指の指背腱膜に停止するのはどれか (2013年 あマ指 問題23)
手の第2指の指背腱膜に停止するのはどれか (2013年 あマ指 問題23) 1 ○ 第1背側骨間筋:第2指 基節骨底の橈側に終わる。(p.246 図10–92上肢の後面(浅層), p.247 図10–96 上肢の後面の起始と停止) 2 × 第2背側骨間筋:第3指 基節骨底の橈側に終わる。 (p.24... -
10.3 体幹
脊柱起立筋に含まれるのはどれか (2013年 あマ指 問題22)
脊柱起立筋に含まれるのはどれか (2013年 あマ指 問題22) 1 × 板状筋 板状筋は僧帽筋、菱形筋、肩甲挙筋、上後鋸筋におおわれる。項靱帯、第3頸椎から第3胸椎までの棘突起より起こる頭板状筋と、第3胸椎から第6胸椎までの棘突起から起こる頸板状筋に分かれ... -
10.2 全身の骨
足関節にある靱帯はどれか (2013年 あマ指 問題21)
足関節にある靱帯はどれか (2013年 あマ指 問題21) 1 × 黄色靱帯:上下の椎弓の間を連結する靭帯。弾性線維が豊富。 椎体と椎間円板の前・後面には、それぞれ前縦靱帯・後縦靱帯が密着し、椎体を縦に連結する。椎弓の間には黄色靱帯が連結する。普通の靱帯... -
10.5 下肢
小転子に停止するのはどれか (2013年 あマ指 問題20)
小転子に停止するのはどれか (2013年 あマ指 問題20) 1 × 梨状筋:仙骨前面 → 大転子 梨状筋は仙骨前面から出て外下方に走り、大坐骨孔を通り前方に向かい、大転子につく。大腿を外方にまわす。また外転する。仙骨神経叢の枝をうける。 2 ○ 腸腰筋:腸骨筋... -
10.2 全身の骨
手根骨と足根骨の両方にみられる骨の名称はどれか (2013年 あマ指 問題19)
手根骨と足根骨の両方にみられる骨の名称はどれか (2013年 あマ指 問題19) 1 × 立方骨:足根骨のみ 2 ○ 舟状骨:手根骨・足根骨 3 × 三角骨:手根骨のみ 4 × 月状骨:手根骨のみ 手根骨(p.182 手の骨) 近位列:舟状骨・月状骨・三角骨・豆状骨 遠位列:大... -
10.3 体幹
鼠径靱帯が付着するのはどれか (2013年 あマ指 問題18)
鼠径靱帯が付着するのはどれか (2013年 あマ指 問題18) 1 × 坐骨棘:仙棘靭帯が付着 坐骨棘は大坐骨切痕と小坐骨切痕の間に突出する突起。坐骨棘と仙骨・尾骨の間に仙棘靱帯が張る。(p.187 寛骨) 2 × 坐骨結節:仙結節靭帯が付着する他、筋 (浅会陰横筋、... -
1.2 組織
上皮組織を構成する細胞はどれか (2013年 あマ指 問題17)
上皮組織を構成する細胞はどれか (2013年 あマ指 問題17) 1 × 線維芽細胞:結合組織 線維細胞は線維性結合組織の中では最も多数を占め、細長い紡錘形または数本の突起を出した星形を呈し、膠原線維の走行に沿って伸びている。この細胞は活動状態にあり、積... -
1.2 組織
細胞間の情報交換に関与するのはどれか (2013年 あマ指 問題16)
細胞間の情報交換に関与するのはどれか (2013年 あマ指 問題16) 1 × 接着帯 接着帯はタイト結合のすぐ下にあり、少し隙間 (20nm) が開いていて、そこにカドヘリンという細胞間結合物質がつまっている。この部に面する細胞膜の内面には裏打ち構造が認められ... -
9.2 平衡聴覚器
内耳に存在するのはどれか (2014年 あマ指 問題33)
内耳に存在するのはどれか (2014年 あマ指 問題33) 1 アブミ骨筋:中耳 大きな音に晒された時に、内耳に過剰な振動がいかないように耳小骨の振動を抑制する2つの横紋筋が中耳にある。 アブミ骨筋は顔面神経の枝(アブミ骨筋神経)により支配され、アブミ... -
10.4 上肢
脛骨神経の枝はどれか (2014年 あマ指 問題32)
脛骨神経の枝はどれか (2014年 あマ指 問題32) 1 × 伏在神経 伏在神経は大腿神経の枝で、下腿内側より足背内側縁の皮膚感覚を担う。(p.292 腰神経叢 - 大腿神経) 2 × 深腓骨神経 深腓骨神経は総腓骨神経の枝で下腿の伸筋群(長指伸筋・長母指伸筋・前脛骨... -
10.6 頭頸部
三叉神経の枝はどれか (2014年 あマ指 問題31)
三叉神経の枝はどれか (2014年 あマ指 問題31) 1 ○ 滑車上神経 頭部体表の大部分を支配するのは三叉神経の3本の枝で、前頭部から鼻背を眼神経の枝(滑車上神経、眼窩上神経)、上唇から頬骨部そして頭頂部へかけては上顎神経の枝(眼窩下神経、頬骨神経)、そ... -
8.6 大脳
脳梁を構成する線維はどれか (2014年 あマ指 問題30)
脳梁を構成する線維はどれか (2014年 あマ指 問題30) 1 × 弓状線維:連合線維のひとつ 2 ○ 交連線維:左右の大脳半球を連絡する。 脳梁・前交連・後交連 3 × 投射線維:大脳皮質と下位を連絡する。 内包・放線冠・視放線・聴放線 4 × 連合線維:同側の大脳... -
2.4 静脈系
静脈について正しいのはどれか (2014年 あマ指 問題29)
静脈について正しいのはどれか (2014年 あマ指 問題29) 1 × 腎静脈は門脈に注ぐ。 腎静脈は下大静脈に注ぐ。 脾静脈 + 上腸間膜静脈 + 下腸間膜動脈 → 門脈 → (肝臓) → 小葉間動脈 → 洞様毛細血管 → 中心静脈 → 肝静脈 → 下大静脈(p.50 門脈系, p84 肝小葉... -
10.5 下肢
動脈とその分布先との組合せで正しいのはどれか (2014年 あマ指 問題28)
動脈とその分布先との組合せで正しいのはどれか (2014年 あマ指 問題28) 1 × 閉鎖動脈 ―― 大腰筋 腸腰動脈 ―― 大腰筋 腸腰動脈は仙腸関節の前方を上行し、腸腰筋などの後腹壁を栄養する。(p.48 内腸骨動脈 壁側枝:腸腰動脈) 閉鎖動脈は、閉鎖神経とともに... -
2.2 心臓
心臓について正しいのはどれか (2014年 あマ指 問題27)
心臓について正しいのはどれか (2014年 あマ指 問題27) 1 × 三尖弁は乳頭筋により開く。 乳頭筋は心収縮時に房室弁が開くのを防ぐ 腱索と乳頭筋は房室弁の逆流防止装置。乳頭筋は心室筋の一部で、心室が収縮するときに乳頭筋も収縮する。これにより腱索を... -
3.4 肺
肺について正しいのはどれか (2014年 あマ指 問題26)
肺について正しいのはどれか (2014年 あマ指 問題26) 1 × 右肺は23葉に分かれる。 肺葉の数は左二右三(サニウゾウ)。ちなみに心臓の房室弁の弁尖の数も左二右三だ。肺も心臓もサニウゾウって覚えると良い。(p.66 肺葉) 2 ○ 区域気管支には軟骨がある。 軟...