黒澤一弘(かずひろ先生)– Author –
黒澤一弘(かずひろ先生)
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4.1 消化器系総論
横紋筋はどれか (2012年 あマ指 問題24)
横紋筋はどれか (2012年 あマ指 問題24) 1 × 幽門括約筋:平滑筋(自律神経:交感神経・迷走神経支配) 胃の筋層は平滑筋よりなり、輪走筋と縦走筋のほかに、斜走する筋が最内層に見られる。幽門では輪走筋が特に発達し厚くなり、幽門括約筋となる。(p.78 ... -
7.8 性腺
内分泌系について正しい記述はどれか (2012年 あマ指 問題23)
内分泌系について正しい記述はどれか (2012年 あマ指 問題23) 1 × 上皮小体には傍濾胞細胞がある。 甲状腺には傍濾胞細胞がある。 甲状腺は単層立方上皮の濾胞上皮細胞でできた直径約0.2mmほどの濾胞が無数に集まりできている。濾胞腔はコロイドで満たされ... -
10.5 下肢
斜角筋隙を通過するのはどれか (2012年 あマ指 問題22)
斜角筋隙を通過するのはどれか (2012年 あマ指 問題22) 1 × 横隔神経:胸郭上口より胸腔を下行し横隔膜に分布 頸神経 C1~4の前枝は交通して頸神経叢をつくる。C4を中心として発する横隔神経は、胸郭上口から胸腔を下行して横隔膜を支配する。(p.141 脊髄... -
10.5 下肢
下腿の筋で外果後方を通るのはどれか (2012年 あマ指 問題21)
下腿の筋で外果後方を通るのはどれか (2012年 あマ指 問題21) 1 × 前脛骨筋:伸筋支帯の下、足関節前面を通過する 下腿前面の筋 (伸筋群)は、上伸筋支帯・下伸筋支帯の下を通過する。(p.276 図10–127 足の筋と支帯) 2 × 後脛骨筋:屈筋支帯の下、内果の後... -
10.5 下肢
股関節の外転に関与する筋はどれか (2012年 あマ指 問題20)
股関節の外転に関与する筋はどれか (2012年 あマ指 問題20) 1 × 大腿方形筋 坐骨結節 → 転子間稜;仙骨神経叢;股関節の外旋(p.266 外寛骨筋) 2 × 恥骨筋 恥骨櫛 → 恥骨筋線;大腿神経;股関節の内転、屈曲(p.272 大腿内面の筋 (内転筋群)) 3 ○ 中殿筋 腸... -
10.2 全身の骨
腓骨について正しいのはどれか (2012年 あマ指 問題19)
腓骨について正しいのはどれか (2012年 あマ指 問題19) 1 × 下腿の内側に位置する。 腓骨は下腿の外側にある長骨で、脛骨よりはるかに細く、体重を支える役割はほとんどない。(p.191 下腿の骨-腓骨) 2 ○ 下端に靱帯結合がある。 脛骨と腓骨の結合面を結び... -
10.2 全身の骨
骨盤において分界線に関与しないのはどれか (2012年 あマ指 問題18)
骨盤において分界線に関与しないのはどれか (2012年 あマ指 問題18) 1 ○ 坐骨:分界線には関与しない 2 × 仙骨:仙骨岬角が分界線の一部 3 × 恥骨:恥骨結合上縁より恥骨上縁が分界線の一部 4 × 腸骨:腸骨内面の弓状線が分界線の一部 骨盤底の前方には、... -
10.2 全身の骨
鼻中隔を構成する骨はどれか (2012年 あマ指 問題17)
鼻中隔を構成する骨はどれか (2012年 あマ指 問題17) 1 × 下鼻甲介 下鼻甲介は、鼻腔の外側壁に位置する貝がらのような形をした小さな骨で左右1対ある。鼻腔の外側壁から屋根のひさしのように鼻腔内に突き出る。(p.209 口蓋骨・下鼻甲介・鋤骨) 2 × 頬骨 ... -
1.2 組織
平滑筋線維について正しいのはどれか (2012年 あマ指 問題16)
平滑筋線維について正しいのはどれか (2012年 あマ指 問題16) 1 × 筋原線維がない 筋原線維は平滑筋、骨格筋、心筋すべてに存在する。(筋原線維がなければ筋肉ではない!)筋原線維はアクチンとミオシンという細線維 (フィラメント) の集まりよりなる。筋... -
第25回 (2017) 鍼灸
2017年 第25回 はり師・きゅう師 国家試験 生理学 問題27〜37 解答
【2017年 第25回 はり師・きゅう師 国家試験 生理学 問題27〜37 解答】 問題27 細胞外液について正しいのはどれか。 1 体重の60%を占める。 2 最も多く含まれる陽イオンはナトリウムイオンである。 3 細胞内液よりも浸透圧が高い。 4 間質液と血漿の蛋白質... -
第25回 (2017) 鍼灸
2017年 第25回 はり師・きゅう師 国家試験 解剖学 問題16〜26 解答
【2017年 第25回 はり師・きゅう師 国家試験 解剖学 問題16〜26 解答】 問題16 膜輸送について正しいのはどれか。 1 単純拡散では濃度勾配に逆らって物質が細胞膜を通過する。 2 促通拡散ではATP分解で生じたエネルギーを利用する。 3 食作用では細胞膜が... -
第25回 (2017) あマ指
2017年 第25回 あん摩マッサージ指圧師 国家試験 生理学 問題27〜37 解答
【2017年 第25回 あん摩マッサージ指圧師 国家試験 生理学 問題27〜37 解答】 問題27 血液凝固因子はどれか 1 ヘパリン 2 ビタミンB12 3 ウロキナーゼ 4 カルシウムイオン 解答 4 1 × ヘパリン:抗凝固因子 ヘパリンは血液凝固を阻止する(抗凝固因子)。 ... -
第25回 (2017) あマ指
2017年 第25回 あん摩マッサージ指圧師 国家試験 解剖学 問題16〜26 解答
【2017年 第25回 あん摩マッサージ指圧師 国家試験 解剖学 問題16〜26 解答】 問題16 体の区分について正しいのはどれか。 1 頸部の前面を項部という。 2 骨盤部の後面を腰部という。 3 頭部と頸部の境界線はオトガイを通る。 4 頸部と胸部の境界線は烏口... -
系統10.3 体幹
胸腰筋膜と腰背腱膜
胸腰筋膜は、固有背筋を包み、浅背筋と上・下後鋸筋に被われる。椎骨の棘突起および棘上靭帯と肋骨角、腰椎肋骨突起および腸骨稜との間に張り、上方は項筋膜につづき、下端部は仙骨後面につく。腰部では下後鋸筋の筋膜、下部ではさらに広背筋の腱膜と重な... -
系統4.4 食道
食道の3つの狭窄部位 (食道起始部・気管分岐部・横隔膜貫通部)
食道は咽頭に続く部分で、第6頸椎の高さで始まり、脊柱の前、気管の後ろを通って胸腔に入る。さらに心臓の後ろを下降して、横隔膜を貫き(食道裂孔)、胃に達する。長さが約25cmの前後に圧平された管状器官である。 食物が通過するときは内腔は拡張する。食... -
系統2.3 動脈系
下腹壁動脈と浅腹壁動脈
下腹壁動脈は外腸骨動脈の枝。浅腹壁動脈は大腿動脈の枝である。 外腸骨動脈の枝はわずか2つしかない。まずはこういう限られたものを覚えていくことにより、4択の正解を導き出しやすくなる。 【外腸骨動脈 external iliac artery】 仙腸関節よりはじまり... -
系統10.5. 下肢
内側大腿回旋動脈と外側大腿回旋動脈
内側大腿回旋動脈も外側大腿回旋動脈もともに大腿深動脈の枝である。 【大腿動脈 femoral artery:】 外腸骨動脈の続きで鼠径靭帯の下の血管裂孔より始まり、大腿三角の底部にある腸恥窩、内転筋管を経て、内転筋腱裂孔で膝窩動脈に続く。つまり上部では大... -
解剖学
【おすすめ書籍】運動療法のための 機能解剖学的触診技術/メジカルビュー社
筋骨格系の治療技術向上に非常におすすめです。個々の筋肉を触れて診分けるのが触診としますと、この本の最大の特徴は「動的」な触診であるということです。「この筋肉はこのように走行しているから、このように手をおけば触れます。」というのが「静的」... -
1.3 体表構造(皮膚)
皮膚について正しい記述はどれか (2013年 鍼灸 問題30)
皮膚について正しい記述はどれか (2013年 鍼灸 問題30) 1 ○ 立毛筋は交感神経が支配する。 通常、自律神経は交感神経と副交感神経の双方が逆の働きをすることで臓器を支配することが多い。(交感神経と副交感神経の二重支配で、拮抗支配) たとえば心臓で... -
8.6 大脳
側頭葉にみられるのはどれか (2013年 鍼灸 問題29)
側頭葉にみられるのはどれか (2013年 鍼灸 問題29) 1 × 運動野 中心溝の前を、平行に上下に走る中心前回を運動野といい、骨格筋の随意運動を指令する運動中枢である。運動野の部位と身体の部分との間には明確な対応関係がある。中心前回の内側上部から外側...