黒澤一弘(かずひろ先生)– Author –
黒澤一弘(かずひろ先生)
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系統1.1 細胞
粗面小胞体に付着しているリボソームは( )という
付着リボソームは粗面小胞体の膜状に存在しているリボソームです。 粗面小胞体では、主に細胞外に分泌されるタンパク質を合成します。 加水分解酵素も粗面小胞体により合成され、膜につつまれリソソームとなります 【一問一答】1-1-1 細胞の構造 (解剖学... -
系統1.1 細胞
細胞内に単独で存在しているリボソームは( )と呼ばれる
細胞内に単独で存在しているリボソームは( )と呼ばれる 遊離リボソームは主にその細胞内で利用されるタンパク質を合成します。 【一問一答】1-1-1 細胞の構造 (解剖学総論・人体の構成)【縦型動画】 隙間時間にスマホで学習しやすい縦型動画を作... -
系統1.1 細胞
リボソームによるタンパク質合成
リボソームによるタンパク質合成 リボソームはタンパク質の合成を行います。 大小2つのサブユニットからなる「雪だるま」のような形を想像するとわかりやすいです。 50S サブユニット (雪だるまの胴体) と、30S サブユニット (雪だるまの頭) の間にmRNAが... -
系統1.1 細胞
滑面小胞体の働き:筋細胞、肝細胞、副腎皮質・精巣・卵巣
滑面小胞体の働き:筋細胞、肝細胞、副腎皮質・精巣・卵巣 表面にリボソームがつかない小胞体は滑面小胞体と言われます。 これは場所より働きがことなるので、覚えてしまうしかないです。 筋細胞では筋小胞体といわれ、カルシウムイオンの貯蔵や放出により... -
系統1.1 細胞
粗面小胞体の働きはタンパク質の合成である
粗面小胞体の働きはタンパク質の合成である 粗面小胞体は表面にリボソームがついた小胞体です。 リボソームの働きは「タンパク質の合成」なので、 リボソーム付きの粗面小胞体の働きもタンパク質の合成です。 主に細胞外に分泌するタンパク質を合成します... -
系統1.1 細胞
粗面小胞体と滑面小胞体
粗面小胞体と滑面小胞体 小胞体は脂質二重層でできた小さな袋が連結したできています。 互いに連絡し、核膜やゴルジ装置とも繋がっています。 リボソームが付着した小胞体が粗面小胞体、 リボソームが付かないものが滑面小胞体です。 【一問一答】1-1-1 細... -
系統1.1 細胞
細胞小器官(オルガネラ):細胞の中で特定の機能を分担
細胞小器官(オルガネラ):細胞の中で特定の機能を分担 細胞小器官はオルガネラとも呼ばれます。 身体が肺や心臓、肝臓といったように機能分担しているように、 ひとつの細胞内でも、機能の分担が行われています。 これには核、ミトコンドリア、リボソー... -
系統1.1 細胞
開口放出と食作用を合わせて膜動輸送(サイトーシス)という
開口放出と食作用を合わせて膜動輸送(サイトーシス)という 取り入れる物質が固形である場合は食作用、液体である場合は飲作用という定義ですが、 どちらも機序は一緒であるので、現在ではファゴサイトーシス、ピノサイトーシスという用語はあまり使われ... -
系統10.4 上肢
尺骨動脈・尺骨神経はギヨン管(尺骨神経管)を通る
屈筋支帯の浅層には尺骨神経と尺骨動脈が通るギヨン管(尺骨神経管)が位置します。 手根管を通過するもの ・浅指屈筋 ・深指屈筋 ・長母指屈筋 ・橈側手根屈筋(途中で屈筋支帯を貫く) ・正中神経 手根管を通過しないもの ・尺骨動脈(ギヨン管) ・尺骨... -
系統10.4 上肢
上腕動脈の走行
腋窩の下縁(大胸筋の下縁)を境に、腋窩動脈は上腕動脈となり上腕二頭筋の内側縁(内側二頭筋溝)を肘窩に向かって縦走します。 上腕動脈の拍動は内側二頭筋溝から肘窩までの全域で触れ、よく血圧の計測にも用いられます。内側二頭筋溝の下端では、上腕動... -
系統10.4 上肢
外側腋窩隙と内側腋窩隙
腋窩後壁にある大円筋と小円筋の間には隙間があり、上腕三頭筋長頭によって外側腋窩隙・内側腋窩隙に2分されます 外側腋窩隙:小円筋, 大円筋, 上腕三頭筋長頭, 上腕骨 の隙間 腋窩神経・後上腕回旋動脈が通過 内側腋窩隙:小円筋, 大円筋, 上腕三頭筋の... -
系統1.1 細胞
開口放出:細胞内の小胞が細胞膜と癒合し物質が放出
開口放出:細胞内の小胞が細胞膜と癒合し物質が放出 細胞内で分泌物は脂質二重層に包まれた小胞という形で存在しています。 分泌時には、この小胞が細胞表面へと移動し、小胞を包む脂質二重層が細胞膜と癒合します。 すると、中身だけが外に放出されます。... -
系統1.1 細胞
食作用(膜動輸送):異物全体を細胞膜に包み込んで取り入れる
食作用(膜動輸送):異物全体を細胞膜に包み込んで取り入れる マクロファージが異物を貪食するときには細胞膜に包んで取り込みます。これを食作用といいます。 こうして体内に取り入れた異物は食胞となります。 マクロファージは体内に加水分解酵素を多数... -
系統1.1 細胞
イオンチャネルには電位依存チャネルやリガンド作動チャネルがある
イオンチャネルには電位依存チャネルやリガンド作動チャネルがある イオンの移動は生体活動にとってとても重要です。 たとえば、神経細胞が興奮したときには細胞内へナトリウムイオンが流入します。そして、活動電位を終わらせる時には細胞外へカリウムイ... -
系統1.1 細胞
イオンチャネルは( 輸送)である
イオンチャネルは( 輸送)である イオンチャネルは拡散と同様にイオンの濃度勾配に沿って移動が生じます。 しかし、イオンには電荷もあるので、電位勾配によっても移動が影響されます。 イオンポンプとイオンチャネルしっかりと区別しておいてくださ... -
系統1.1 細胞
イオンポンプはATPのエネルギーを使う能動輸送である
イオンポンプはATPのエネルギーを使う能動輸送である ポンプを動かすには動力が必要です。 このようにエネルギーを用いて物質を輸送する形式を能動輸送といいます。 この動力はATP (アデノシン三リン酸)を分解して得られるエネルギーを利用しています。 ナ... -
系統1.1 細胞
促通拡散:アミノ酸やグルコースは担体タンパクを通り拡散する
促通拡散:アミノ酸やグルコースは担体タンパクを通り拡散する アミノ酸やグルコースは水溶性なので、そのままでは脂質二重層を通過できません。 そこで担体タンパクという特別な通路を通って移動します。 担体タンパクは別名、 トランスポーターとも言わ... -
系統1.1 細胞
単純拡散:細胞膜を通過し、濃度の高い方から低い方へ物質が移動
細胞膜を通過し、濃度の高い方から低い方へ自然に物質が移動することを単純拡散という ひとつひとつの細胞が生きて活動をしていくには、細胞の内外で物質の輸送をする必要があります。 細胞膜を介する物質輸送には、拡散、イオンポンプ、イオンチャネルが... -
系統1.1 細胞
細胞膜は脂質二重層の流動モザイクモデルである
細胞膜は脂質二重層の流動モザイクモデルである 細胞膜は脂質二重層でその土台がつくられ、その中にタンパク質粒子が含まれ、浮遊するように移動しています。これを『流動モザイクモデル』といいます。 脂質二重層に浮かぶタンパク質粒子は、受容体やチャ... -
系統1.1 細胞
細胞膜は脂質二重層によりできている
細胞膜は脂質二重層によりできている 細胞膜は脂質二重層でできています。 この脂質はリン脂質と呼ばれるもので、水になじむ親水性の部分と炭素のつながりよりなる疎水性の部分があります。 疎水性の部分は水を弾くので、疎水性の部分が内側に向かい合い、...