- 嗅策:
- 嗅球:嗅脳に属する大脳の一部。嗅神経ではない。
- 篩骨篩板:鼻腔の後上方に分布する嗅神経が通過し、嗅球に入力する
- 嗅神経(Ⅰ):
- 鼻中隔:鼻腔の内側壁。鼻腔を左右に仕切る。
・鼻腔の後上部は嗅神経が分布していて、嗅上皮と言われます。嗅神経は篩骨篩板を貫いて頭蓋腔に入り、嗅球に接続します。
※ 脳の下面から脳神経が出てきている図で、たまに嗅球を指して「嗅神経」と書いてあるのをみかけます。しかし、嗅球は嗅脳に属する大脳の一部であって、嗅神経ではありません。嗅上皮から片側十数本でて、嗅球に接続する線維すべてが嗅神経です。嗅球も嗅索も黄色で塗られている図が多いので、勘違いしやすいです。嗅神経はその他の脳神経と違い、単一の神経ではなく、篩骨篩板を通り抜ける線維すべてをいいます。
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解剖学を得意にすることは国試突破のみならず、臨床力を向上させるために大切です。
【3-1 (1)】呼吸器系 – 鼻腔・副鼻腔 解説|黒澤一弘|note
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