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つむぐ指圧治療室 相模大野

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鼻腔の外側壁を構成する骨

こちらは、鼻腔の外側壁を構成する頭蓋骨です。

鼻腔の外側壁からせり出す3つの鼻甲介のうち、上鼻甲介と中鼻甲介は篩骨の一部ですが、下鼻甲介は独立した骨です。各鼻甲介の下に、鼻道がつくられます。(上鼻甲介の下が上鼻道、中鼻甲介の下が中鼻道、下鼻甲介の下が下鼻道)

  • 前頭骨:単一の骨ですが、発生的には左右二つの前頭骨の原基が癒合してできたもの(大泉門を想像するとわかります)
    • 前頭洞:前頭骨内にある空洞
  • 鼻骨:左右一対の長方形の薄い骨
  • 篩骨:単一の骨で、篩板、垂直板、左右の篩骨迷路の3部からなります
    • 上鼻甲介:上鼻道を形成
    • 中鼻甲介:中鼻道を形成
    • 篩骨篩板:鼻腔の後上方に分布する嗅神経が通過し、嗅球に入力する
  • 下鼻甲介:下鼻甲介は「下鼻甲介」という独立した骨
  • 涙骨:左右一対あり、眼窩の内側壁を構成する薄い四角形の骨
  • 上顎骨:左右一対あり、上顎体、前頭突起、頬骨突起、口蓋突起、歯槽突起からなる
  • 口蓋骨:左右一対あり、水平板と垂直板からなるL字形の骨。硬口蓋の後 1/3 部と鼻腔外側壁の後部を形成
  • 蝶形骨:単一の骨で、体、小翼、大翼、翼状突起の4部よりなる
    • 翼状突起外側板
    • 翼状突起内側板
  • 後頭骨:単一の骨で、大後頭孔を脊髄と椎骨動脈が通る

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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