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つむぐ指圧治療室 相模大野

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前腕前側部の動脈と筋(浅層)

暗記用画像スライダー(真ん中の線を左右に動かせます)

前腕前側部の動脈と筋(浅層)

前腕前側の浅層の図です。上腕動脈が上腕二頭筋腱膜の下を通過している様子が確認できます。上腕二頭筋腱膜を通過後に、上腕動脈は橈骨動脈と尺骨動脈にの2枝に分かれて終わります。

橈骨動脈は前腕の近位部では腕橈骨筋と円回内筋の間を走り、そのまま腕橈骨筋に沿うように手首へと向かいます。

前腕の遠位部では、腕橈骨筋は腱となり、橈側手根屈筋腱との間で、橈骨動脈は皮下の浅いところへとでてきます。この部位は検査や診断などで脈をとるときに、とてもよく使われる部位です。

橈骨動脈は手首のところで、橈骨小窩解剖学的嗅ぎタバコ入れ)を通過し、手背側へとまわります。

尺骨動脈は円回内筋の深層を潜り込んで尺側へと向かいます。

橈骨動脈と同じく、尺骨動脈も前腕の遠位部では皮下の浅いところを走行します。
尺骨動脈の脈拍は尺側手根屈筋腱と浅指屈筋腱の間で触れることができます。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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