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つむぐ指圧治療室 相模大野

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門脈系と体循環系

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門脈系

門脈とは一度毛細血管となった血管網が静脈に集まり、その後再び毛細血管網となる血管系を言います。

このような構造は、肝門脈の他に、下垂体門脈もあります。ですが通常、門脈という場合は肝門脈を指します。

ここでは「肝門脈」以下、門脈についてみていきます。

門脈脾静脈上腸間膜静脈下腸間膜静脈が合流してできます。

臓器でいえば、脾臓と膵臓、消化管からの静脈血を集めて肝臓へ送る血管が門脈です。

門脈の働きについてまとめてみます。

① 胃腸から吸収された栄養分(糖やアミノ酸)、薬物を肝臓におくり代謝解毒を行ないます。

② 膵臓で分泌された血糖調節ホルモン(インスリングルカゴン)を肝臓に運びます。これにより、グリコーゲンの生成や分解を行い血糖値を調節します。

③ 脾臓で古い赤血球が壊され、その処理で生じたヘモグロビンはビリルビンとなります。ビリルビンは門脈により肝臓に運ばれ胆汁の材料となります。

このように、門脈は肝臓の解毒や代謝、胆汁生成などの機能に係わる機能血管です。一方、肝臓の栄養血管固有肝動脈です

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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