人体の細胞は( )により囲まれている
細胞壁は植物や菌類、細菌類の細胞膜を被うものです。
ヒトを含めた、動物細胞にはありません。
植物はほとんどその場から動かずに大きくなっていくので、ひとつひとつの細胞が細胞壁で丈夫に保護されているのが生存に有利なんでしょう。
菌類もあまり動かず、外部に分解酵素を分泌して、有機物を消化し、増殖していきます。
細菌も細胞壁をもっています。単細胞で生きているので細胞膜だけでは心許ないのでしょう。
ペニシリンなどの抗生物質は細胞壁の合成を阻害することにより細菌の増殖を抑えます。
イギリスの科学者ロバートフックは自作の顕微鏡で、様々なものを観察し、詳細なスケッチを記録しました。
ある日、ロバートフックはコルクを顕微鏡で観察しました。すると沢山の小さな部屋のような構造が観察され、彼はこれをcell(細胞)と名付けました。これが細胞の発見です。
細胞の発見は「細胞壁の発見」からだっだんですね。
【一問一答】1-1-1 細胞の構造
(解剖学総論・人体の構成)【縦型動画】
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一問一答クイズ
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https://www.anatomy.tokyo/oqoa/【一問一答】1-1-1-人体の構成-細胞-1-細胞の構造/
【画像+プチ解説】1.1.1 細胞 目次
- 人体を形作る最小の単位は細胞である
- 細胞の数は成人で約( 個)である
- 赤血球の大きさは直径7〜8μmである
- 人体の細胞は( )により囲まれている
- 細胞膜は脂質二重層によりできている
- 細胞膜は脂質二重層の流動モザイクモデルである
- 単純拡散:細胞膜を通過し、濃度の高い方から低い方へ物質が移動
- 促通拡散:アミノ酸やグルコースは担体タンパクを通り拡散する
- イオンポンプはATPのエネルギーを使う能動輸送である
- イオンチャネルは( 輸送)である
- イオンチャネルには電位依存チャネルやリガンド作動チャネルがある
- 食作用(膜動輸送):異物全体を細胞膜に包み込んで取り入れる
- 開口放出:細胞内の小胞が細胞膜と癒合し物質が放出
- 開口放出と食作用を合わせて膜動輸送(サイトーシス)という
- 細胞小器官(オルガネラ):細胞の中で特定の機能を分担
- 粗面小胞体と滑面小胞体
- 粗面小胞体の働きはタンパク質の合成である
- 滑面小胞体の働き:筋細胞、肝細胞、副腎皮質・精巣・卵巣
- リボソームによるタンパク質合成
- 細胞内に単独で存在しているリボソームは( )と呼ばれる
- 粗面小胞体に付着しているリボソームは( )という
- ゴルジ装置は翻訳後修飾を行ないます
- 中心小体:( )の際に染色体を引き寄せる中心となる
- ミトコンドリアは細胞活動に必要な( )を産生する
- クリスタ(クリステ):ミトコンドリア内膜で深く内部に折れこんでいる部分
- リソソームは加水分解酵素を内部に含み細胞内消化を行なう
- 細胞骨格(微小管、アクチンフィラメント、中間径フィラメント)
- 赤血球、血小板は無核の細胞である
- 骨格筋細胞と破骨細胞は多核の細胞である
- 細胞核は内外2枚よりなる細胞核につつまれ、所々に核膜孔が開いている
- 核の内部にはDNAとタンパク質が結合した染色質が存在している
- 核の中にみられる核小体にはRNAが集まっている
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