『腋窩神経と三角筋・小円筋』
腋窩後壁にある大円筋と小円筋の間には隙間があり、上腕三頭筋長頭によって内側・外側腋窩隙に2分されます。外側腋窩隙には腋窩神経、内側腋窩隙には肩甲回旋動脈が通り抜けます。
腋窩神経は後神経束から分かれる太い枝です。
外側腋窩隙を通って上肢帯の背面に出たところで小円筋に筋枝を送り、上腕骨の外科頸の高さで三角筋の深層に入り込み、上腕骨を後ろから外回りに走って、三角筋への枝を次々と出します。【筋枝】
また、肩から上腕外側部の皮枝である上外側上腕皮神経が外側腋窩隙を出たところで枝分かれして、三角筋の後縁より皮下にでてきます。【皮枝】
画像出典元:Essential Anatomy 5
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