問題演習
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【一問一答】4.1.3 消化器系 – 咽頭・食道
【咽頭】
咽頭は長さ (約 cm)で、頭蓋底に始まり第6頸椎の高さで食道に移行する
約6cm
約12cm
約21cm
(解答) 約12cm
咽頭は長さ約12cmで、頭蓋底に始まり第6頸椎の高さで食道に移行します
咽頭の筋層は ( 筋) でできる
平滑筋
横紋筋
(解答) 横紋筋
咽頭の筋層は横紋筋でできています。食道上部1/3までが横紋筋です。
咽頭は鼻部・口部の2部に分けられる
○
×
(解答) ×
咽頭は鼻部・口部・喉頭部の3部に分けられます。
嚥下の際に咽頭と鼻腔を遮断するのは ( ) の働きである
軟口蓋
舌根
喉頭蓋
(解答) 軟口蓋
嚥下の際には軟口蓋の後縁が後上方に挙上され、咽頭と鼻腔が遮断されます。
咽頭鼻部の天井の粘膜には ( ) がある
咽頭扁桃
耳管扁桃
(解答) 咽頭扁桃
咽頭鼻部の天井の粘膜には咽頭扁桃があります。咽頭扁桃は咽頭の天井に一つだけあるので対をなしません。
咽頭鼻部に存在する対をなす扁桃は ( 扁桃) である
咽頭扁桃
耳管扁桃
口蓋扁桃
舌扁桃
(解答) 耳管扁桃
咽頭鼻部の左右の側壁に開口する耳管の周囲を取りまくように耳管扁桃が対をなして存在しています。
口蓋扁桃・舌扁桃・咽頭扁桃・耳管扁桃は、食物や空気の入り口を取り囲むような位置に配列しているところから ( ) と呼ばれる
ワルダイエルの咽頭輪
カイザー・フライシャー輪
(解答) ワルダイエルの咽頭輪
口蓋扁桃・舌扁桃・咽頭扁桃・耳管扁桃は、食物や空気の入り口を取り囲むような位置に配列しているところからワルダイエルの咽頭輪と呼ばれ、消化器と呼吸器の入り口を守る関所をなして感染防御に役立っている。
【食道】
食道は喉頭に続く部分で、脊柱の前、気管の後を下行する
○
×
(解答) ×
食道は咽頭に続く部分で、第6頸椎の高さで始まり、脊柱の前、気管の後ろを通って胸腔に入ります。さらに心臓の後ろを下降して、横隔膜を貫き胃に達します
食道は横隔膜の腱中心を貫く
○
×
(解答) ×
食道が横隔膜を貫く食道裂孔は、横隔膜の筋性の部位にできた裂孔です。腱中心に開く孔は大静脈孔のみです。
【横隔膜の3つの孔】
- 大動脈裂孔 (第12胸椎の高さ)
下行大動脈, 胸管, 奇静脈が通過 - 食道裂孔 (第10胸椎の高さ)
食道, 迷走神経が通過 - 大静脈孔 (第8胸椎の高さ)
下大静脈が通過
食道には ( ヶ所) の狭窄部位がある
2ヶ所
3ヶ所
4ヶ所
(解答) 3ヶ所
食道は生理的に狭窄を示す場所が3ヶ所あります
気管分岐部 (大動脈狭窄部) は食道の (A. 第 狭窄部位) で、 (B. 第 椎) の高さにある
A. 第1狭窄部位 B. 第6頸椎
A. 第2狭窄部位 B. 第4〜5胸椎
A. 第3狭窄部位 B. 第10胸椎
(解答) A. 第2狭窄部位 B. 第4〜5胸椎
【食道の3つの狭窄部位と高さ】
- 第1狭窄 食道起始部(輪状軟骨狭窄部):第6頸椎の高さ
- 第2狭窄 気管分岐部(大動脈狭窄部):第4~5胸椎の高さ
- 第3狭窄 横隔膜狭窄部(横隔膜貫通部):第10胸椎
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