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つむぐ指圧治療室 相模大野

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鼻中隔を構成する骨はどれか (2012年 あマ指 問題17)

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鼻中隔を構成する骨はどれか (2012年 あマ指 問題17)

1 × 下鼻甲介
下鼻甲介は、鼻腔の外側壁に位置する貝がらのような形をした小さな骨で左右1対ある。鼻腔の外側壁から屋根のひさしのように鼻腔内に突き出る。(p.209 口蓋骨・下鼻甲介・鋤骨)

2 × 頬骨
頬骨は、頬の出っ張りをつくる左右1対の骨で、眼窩の外側壁をつくるほか、頬骨弓の前方部を構成する。(p.207 鼻骨・涙骨・頬骨)

3 ○ 鋤骨
鋤骨は、篩骨の垂直板の下方で鼻中隔の下部をつくる板状の骨で、ウシに引かせて土を掘り起こす鋤に似ているところからこの名がある。(p.209 口蓋骨・下鼻甲介・鋤骨)

4 × 鼻骨
鼻骨は、鼻根部(メガネが鼻に当たる部分)をつくる長方形の小さな扁平骨で、左右1対ある。(p.207 鼻骨・涙骨・頬骨)


鼻腔は鼻中隔により左右に分けられる。鼻中隔の手前は鼻中隔軟骨、奥の上部は篩骨垂直板、奥の下部は鋤骨によりつくられる。(p.203 鼻腔・副鼻腔, p.208 図10–51 頭蓋の正中断)

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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