MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

消化管でパイエル板がみられるのはどれか (2013年 あマ指 問題25)

あなたの結果を表示するためにクイズを共有 !


あなたの結果を表示するためにあなたについて教えて下さい!

消化管でパイエル板がみられるのはどれか (2013年 あマ指 問題25) I got %%score%% of %%total%% right

消化管でパイエル板がみられるのはどれか (2013年 あマ指 問題25)

1 食道
2 ○ 回腸:回腸下部にパイエル板が存在
3 盲腸
4 直腸


小腸の粘膜固有層にはゴマ粒大のリンパ小節が散在する (孤立リンパ小節)。リンパ小節が集まって、小判状 (長さ2~4cm) に見える集合リンパ小節 (パイエル板) は回腸下部に見られる。

  • 孤立リンパ小節:小腸全域に存在
  • 集合リンパ小節:回腸下部に存在

パイエル板=回腸に存在!だけでなく、粘膜固有層に見られることも出題されたことがあるので、一緒に覚えておきましょう。

粘膜(p.70 消化管の基本構造 – 粘膜)

粘膜はその表面がいつも粘液性の分泌物で濡れている柔らかい膜で、粘膜上皮・粘膜固有層・粘膜筋板よりなる。粘膜上皮は、口腔、食道、肛門など機械的刺激の強いところでは重層扁平上皮、分泌や吸収の行われる胃や腸では単層円柱上皮でできている。粘膜固有層は繊細な膠原線維が密に織りなす結合組織の層であり、粘膜下組織は太い膠原線維が粗く織りなす結合組織である。粘膜固有層と粘膜下組織とは粘膜筋板により互いに隔てられる。口腔のように粘膜筋板がないところでは、粘膜下組織の発達が悪く、粘膜固有層と粘膜下組織の境界もはっきりしない。
粘膜には多くの腺があり、分泌物を粘膜表面に放出している。小腸および大腸の粘膜上皮内には杯細胞が多数散在し、粘液を分泌する。胃腺や腸腺は粘膜固有層内に、食道腺や十二指腸腺は粘膜下組織内に位置して分泌を行う。
消化管には壁内に含まれる腺のほかに、口腔では唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)が、十二指腸では肝臓と膵臓という消化腺が閉口し消化液を分泌している。
粘膜固有層には血管のほかに豊富なリンパ管網が形成され、リンパ小節が発達する(孤立リンパ小節)。回腸では多数のリンパ小節が集まり集合リンパ小節(パイエル板)を形成する。

次の問題

[kanren postid=“1873”]


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次