解説ムービー
(あマ指-2-35)
問題1-27 皮膚について誤っている記述はどれか。
1.表皮は重層扁平上皮である。 角化重層扁平上皮
2.真皮は強靭な結合組織からなる。 密性結合組織
3.毛は真皮の変形したものである。 × 表皮
4.立毛筋は平滑筋である。 汗腺・血管・立毛筋は交感神経単独支配
(解答 3)
(あマ指-14-36)
問題1-28 皮膚の構造のうち大量の膠原線維を含むのはどれか。
1.爪 表皮が変形したもの → 上皮組織
2.角質層 角化重層扁平上皮の一番表面の層 → 上皮組織
3.皮脂腺 腺上皮 → 上皮組織
4.真皮 ○ 密性結合組織
(解答 4)
密性結合組織:靱帯・腱・真皮・強膜
(あマ指-1-35)
問題1-29 爪を形成する組織はどれか。
1.表皮 ○ 角化重層扁平上皮
2.真皮 密性結合組織
3.末節骨 骨組織 → 結合組織の1種
4.皮下組織 疎性結合組織
(解答 1)
(あマ指-4-35)
問題1-30 皮脂腺が存在しない部位はどれか。
1.頭部
2.腋窩
3.手掌 ○ 脂腺は手掌と足底を除く全身に分布
4.背部
(解答 3)
※ 唇には毛包に付属しない「独立脂腺」が存在。(例外)
(柔整-2012-57)
問題1-31 真皮乳頭に分布するのはどれか。
1.マイスネル小体 ○
2.メルケル触覚円板 メルケル細胞は表皮基底層に分布
3.パチニ小体 真皮下層〜皮下組織に分布
4.自由神経終末 表皮に分布
(解答 1)
(触診は指紋で “聴く” ように行うとよい)
(あマ指-7-36)
問題1-32 痛みの受容器はどれか。
1.パチニ小体 触圧覚(加速度検出器)
2.自由神経終末 ○ 温痛覚
3.マイスナー小体 触圧覚(速度検出器)
4.ルフィニ終末(小体)触圧覚(強度検出器)
(解答 2)
・高閾値侵害受容器:機械的侵害刺激のみに反応。速くて鋭い痛みをAδ線維にて伝える。
・ポリモーダル侵害受容器:機械的、温度的、化学的侵害刺激に反応。遅くて鈍い痛みをC線維にて伝える。
(鍼灸-2-31)
問題1-33 皮膚について正しい記述はどれか。
1.ファーテル・パチニ小体は表皮にある。 真皮下層〜皮下組織
2.アポクリン汗腺は全身に分布する。 腋窩、肛門周囲、乳輪など
3.爪は真皮の変形したものである。 毛と爪は表皮が変形したもの
4.手掌には脂腺はみられない。 ○ 手掌と足底に脂腺はない
(解答 4)
(鍼灸-6-31)
問題1-34 皮膚に関して正しい記述はどれか。
1.汗腺に交感神経が分布する。○
汗腺・血管・立毛筋は交感神経単独支配
2.爪に感覚神経が分布する。しない
3.手掌部にアポクリン汗腺が分布する。しない
アポクリン汗腺は腋窩や外陰部に分布
4.表皮に毛細血管が分布する。しない
表皮を含め、上皮組織は細胞がびっしり並ぶので血管は入れない(原則)
(鍼灸-12-32)
問題1-35 皮膚について誤っている記述はどれか。
1.メルケル細胞は表皮の中にある。
感覚受容器のうち、自由神経終末とメルケル細胞は表皮に分布
2.メラノサイトは表皮基底層にある。
メラノサイトとメルケル細胞は表皮基底層
3.立毛筋は副交感神経の支配を受ける。× 交感神経
汗腺・血管・立毛筋は交感神経単独支配
4.爪母基は表皮の一部である。
爪母基も毛母基も表皮の一部
(解答 4)
(鍼灸-15-30)
問題1-36 皮膚の各部分について誤っている記述はどれか。
1.表皮は結合組織に富む。×
2.真皮は膠原線維に富む。密性結合組織
3.皮下組織は脂肪組織に富む。疎性結合組織
4.毛は角質に富む。
角化重層扁平上皮の角化とは細胞にケラチンが貯まっていくこと。角質=ケラチン
(解答 1)
(鍼灸-8-31)
問題1-37 毛包に開口する腺はどれか。
1.小汗腺 小汗腺=エクリン汗腺:全身皮膚の表面に直接開口
2.脂腺 ○ 脂腺は毛包に付属&開口
3.マイボーム腺 マイボーム腺(瞼板腺)は眼瞼結膜(まぶたの裏)に開口
4.アポクリン汗腺 ○ 大汗腺=アポクリン汗腺:毛包に開口(腋窩などに分布)
(解答 2・4)
(理作-1998-19)
問題1-38 皮膚で誤っているのはどれか。
1.表皮には乳頭層が含まれる。× 真皮
真皮が表皮に向かって突出した部分(真皮乳頭)
2.立毛筋は真皮にある。
汗腺・血管・立毛筋は交感神経単独支配
3.エクリン汗腺は全身皮膚に分布する。
エクリン汗腺=小汗腺:全身皮膚に直接開口
4.アポクリン汗腺は腋窩、外陰部に分泌する。
アポクリン汗腺=大汗腺:腋窩、外陰部の毛包に開口
5.爪は表皮の角質層が変化したものである。
毛も爪も表皮の変形したもの
(解答 1)
・毛細血管が真皮乳頭まで分布
・マイスネル小体が真皮乳頭に分布
(柔整-1996-25)
問題1-39 皮膚にについて誤っているのはどれか。
1.真皮は密線維性結合組織である。
密性結合組織:靱帯・腱・真皮・強膜
2.皮下組織は疎線維性結合組織である。
皮下組織は線維は少ないが脂肪細胞が多い
3.大汗腺は全身の皮膚にある。×
アポクリン汗腺(大汗腺)は腋窩、外陰部、肛門周囲などp
4.爪は表皮が変形したものである。
毛も爪も表皮が変形したもの
(解答 3)
(あマ指-19-32)
問題1-40 外分泌腺においてホロクリン分泌するのはどれか。
1.乳腺 アポクリン分泌(離出分泌)
乳腺は汗腺が変化したものですが、母乳は栄養たっぷりにしなくてはならないので、有機物を沢山含められるアポクリン分泌が適しています。
2.脂腺 ○ ホロクリン分泌(全分泌)
3.小汗腺 開口分泌
4.大汗腺 アポクリン分泌(離出分泌)
(解答 2)
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