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つむぐ指圧治療室 相模大野

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今日のプチ解剖:2月23日・上肢帯の骨に停止する筋は?

こんにちは。かずひろ先生です。

今日も解剖学のプチ勉強をしていきましょう。

<あマ指-2009-19>
問題10-154 上肢帯の骨に停止する筋はどれか。

 1.肩甲下筋
 2.三角筋
 3.前鋸筋
 4.大胸筋

 

 

さて、こちらはどうでしょう。

 

 

【答え】

3 前鋸筋

まず、「上肢帯」とはなんでしょう。
上肢を支える骨格、つまり「肩甲骨」と「鎖骨」の2つが上肢帯です。

前鋸筋は
第1〜第8肋骨 → 肩甲骨内側縁

肩甲骨に停止しているので、答えとなります。

 

その他の選択肢について。

1. 肩甲下筋
肩甲下窩 → 小結節
「上肢帯から起始」なので×

2. 三角筋は
肩峰・肩甲棘・鎖骨外側1/3 → 三角筋粗面
「上肢帯から起始」なので×

4. 大胸筋
鎖骨(内側1/2)・胸骨・肋軟骨・腹直筋鞘 → 上腕骨大結節稜
一部、鎖骨から起始していますが、基本的には体幹から起始です。これも×

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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